元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

トイレで聞こえる男女の声

2006年02月21日 22時32分26秒 | 日々雑感
 明日は山口県に日帰り出張です。しかし!河豚食うど~

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 トイレの個室で携帯片手にHPを見てニヤニヤしていたら、部長の声が聞こえた。

「どうですか。最近は…」

 ええ!俺に言ってるの?俺に言ってるのかい?俺は今自分のブログを見てニヤニヤしていました。申し訳ありません!
 しかし違った。

「もうぜんぜんよくならないんです!」

 ガボー。女の声。部長がトイレで女と話しをしている。もしかしてオレが個室にいるのにこれから情事が始まるの?とは思わなかった。声の主は掃除のおばさんだ。うちの会社は気狂いピエロが管理しており、ごみの分別に大変細かい。完璧に燃えるごみと燃えないごみを分けないと直ぐにクレームがきてしまう。
 コンビニ弁当のゴミに関しても厳しくて、残飯はバケツに捨てきれいにしてからゴミ箱に入れろという。言ってることはあっている。分別は大事。けどYOUは残飯が残っているのをチェックしているんだね。なんて思う。そして再び女の声。女はおそらく気狂いピエロの家来。

「大便流すレバーを足で踏む人がいるんです」

 僕は手で押しています。けど足でやる人もいるでしょう。ニヤニヤしながら家来の言い分を聞くオレ。個室で悠々自適です。そして困った部長。

「なんでそれは分かったの?勘違いじゃないのかい?」

 部長の意見はもっともだ。しかし敵は強い。

「私は分かるんです。もう何年もこの仕事をやってるんです。私がきれいにペロペロなめなめしたレバーに靴の跡が付いているんです。なめなめなめなめしてるのに!」

 破廉恥な女やで…。この話題は一度朝礼で言われたことがある。

「男女ともに便器のレバーに蹴りを入れないように~。掃除のおばさんがなめなめ…オッホン!掃除のおばさんがきれいにしているのが台無しです~」

 なんつってさ。けどよはっきり言って会社なんて腐った場所は色々なトンチキが入ってくる空間でもあるわけよ。会社の社員や派遣がそれを守ってもポンポコピーが蹴飛ばしている可能性もあるわけよ。それをうちらに言われてもな~と思う。
 第一こういう事柄に100%を期待するのって無謀なわけよ。90%で良しとするか、絶対に蹴飛ばせない仕組みのレバーにするとかさ。

 真面目に考えればレバーを廃止して人が離れたら自動的に水が流れる仕組みに変えちゃえばいいんだよ。不真面目に考えればレバーにうんこをつけておけば誰も足で踏もうとは思わないよ。手で押そうとも思わないかもしれないけど、とりあえず足跡は付かないわな。

 どうだーババー。ハッハー!って個室で考えたんだけど、本当は早く二人に出て行ってほしかったんだ…長話しやがって。ちくしょう。
コメント (4)
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