元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

女便で吐け!

2006年03月23日 01時54分14秒 | 日々雑感
 いくら馬鹿スポーツでも日本が勝ったのはうれしいさ~。あー!お前にひとつ良いことを教えてやろう。WBCってWorld Baseball Classicの略なんだぜ。勉強になった?

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 断片的に思い出されるキーワード。逆境、女便、通院、美少年…。すべては1日で起こった出来事だった。

 マンガ喫茶にて「逆境ナイン」を読んだ。第一話の4ページ目にして校長から廃部を言い渡される野球部が、まさに逆境から立ち上がり甲子園の優勝旗をかっさらうお話。このマンガとにかく熱い。馬鹿に熱い野球ギャグマンガ。久しぶりに泣き笑いしてしまったぜ。ごめんよマンガ喫茶の他の客。笑いをかみ殺すあまり「ブー」って鼻が鳴ってしまって。あれはオレです。

 マンガ喫茶に行ったのは酒を呑むためだった。なんて書くとマンキで酒呑むすっとこどっこいみたいだが、友人(私はその友達の名をここにKと呼んでおきます)との待ち合わせ時間が訪れるのを待つためにマンガ喫茶を利用したのだ。

 やがて訪れたKと共に向かったのはもつ鍋屋。できたばかりの…と言っても数ヶ月は経つのだが、ぜひ一度もつ鍋というのを退治してやらなきゃいかんなと。もつ=こてっちゃんと思うのはもう止めようと思ったのでありんす。

「オレ通院したいんだ」

 Kがもつ鍋屋で突如口を開いた。彼の目は寂しそうに両手で握ったグラスに注がれていた。

「通院?どこか悪いの?」
「いやいや、オレが言いたいのは痛飲だよ痛飲。痛く飲む。酒に飲まれたいってことさ。ギャボー!」

 というわけでなみなみ注がれていたビールを空にして、僕らは日本酒「美少年」に切り替えた。ボエー!おらー死ぬまで飲むぞー。もつにはやっぱ日本酒だぜ!かんらからから。美少年飲みやすくてカンカンいけるぜーうひょひょー。

 と上機嫌になっていたのは実は僕だけで、2次会のカラオケ屋ではどっぷり潰れてほとんど記憶にない。というかずっと寝てた。一瞬を除いて。不意に訪れた寄せては返す胃液逆流。それが僕の目を覚まさせた。そして自分が何号室にいたかも確認せずに部屋を飛び出しトイレ直行。トイレはすぐに見つけたのだが女便所しかない。カラオケラビリンス。女便所しかない罠。まさにぎゃぼー。迷っている暇はねぇ!このままじゃ床がぎゃぼー!とばかりに秘密の花園へ緊急避難。

 もし先客の女豹がいたら「怪しいものじゃありません!」とか言って追い出すしかない。それくらい僕は切羽詰っていた。しかし幸いにもトイレには誰もいなかった。よく映画館とかの女子トイレをみると行列になってたりするけど、心底男に生まれてよかったと思います。これは余談ですけどね。おほんおほん。で便器に向かってもつ鍋を吐いた。生まれて初めて女子トイレで吐いた。そしてそれからの記憶がない。気が付いたらKが歌い終わって部屋から出るところだった。僕はどうやって部屋に戻ったのだろう。吐いた後片付けはしたのだろうか。覚えていない…覚えていない…

 結局何が言いたいかというと、大して内容なんてなく。飲んで飲まれて女便で吐いた。ただそれだけです。みんなも吐く時は女子トイレで吐こうな!日記のネタになるから。
コメント (2)
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