元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

裸女子に告ぐ

2006年03月27日 23時04分49秒 | 日々雑感
 へその下にニキビができた。

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 裸女子は誤りでした。婦女子に告ぐ。写真がカプセルホテルだ!ほとんどの女性は見たことないでしょう。女性専用のカプセルホテルもあるみたいだけど、そんなところ行かないっしょ。で、これがカプセルホテル。システムはフロントでタオルとラフな上下を渡され、風呂に入るもよしサウナに入るもよし、食事をするも良し、すぐ寝るも良し、と言う感じで夜を明かす。決して快適空間ではないのだがちょっとワクワクする。

 先々週くらいだが、終電間際まで仕事をしていて、そのまま帰っても良かったんだけど、なんかもう「キー!!!」ってなり家に帰るのが億劫になり、東京駅のカプセルホテルに向かった。やけに冷え込んだと言うのもあった。少しでも睡眠時間を確保したかったと言うのもあった。

 んでまぁ風呂に入って1時過ぎにカプセルにインしたわけだが、鼾をかくヤツなんかがいて、それと格闘しながらどうにかこうにか眠りについたんだけどね。なんか人の話し声が聞こえてきて目が覚めてしまった。携帯の時計を見ると午前3時。「どぅこのどいつがこんな時間に話なんかしてやがるんだ!」とカプセルから外に首を出すと若そうなふたりがくっちゃべっていた。しかも内容が

「ファイアーウォールを客先で設定したっけ苦情が来てさ~」
「見た目と内部的に持たせているバイト数が違って、それを説明するのに超時間かかった」

とか言ってんの。しかも楽しそうに。さらにずっとそんな話をしてんの。ボキはもうカチンと来てね。普段はそんなの注意しないんだけど、さすがに寝てるの邪魔されたのはグワチーンと来てね。カプセルから出てそいつらに向かって歩き始めたね。まぁ話している内容からして性質の悪いやつらではないというのは分かったし、もし

「先週末、同僚の小指切り落としてやって血がぴゅーぴゅーでちゃって大変だったよ~」

 なんて話が聞こえていたら、一心不乱で眠りに落ちる努力をした。んで結局、

「ちょっと静かにしてもらえませんかね…」

 と言ったら「すみません…」と謝られた。それでも他の宿泊客の鼾がうるさいので、静寂訪れるというわけには行かなかったが、僕はそれから眠りについた。

 まぁどうという話ではありませんが、裸女子がカプセルホテルを理解してくれれば幸いです。
コメント (6)
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