元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

ニューヨーク3日目

2008年10月05日 05時26分47秒 | 日々雑感
 絶賛時差ぼけ中。まったく眠くない。

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 ニューヨーク3日目は、フラフラと放浪。



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 ニューヨークに来て思ったことがある。「ニューヨークって意外とすごくないんだな」と。


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 日本にいる時はニューヨークにすごい期待をしていた。世界の中心であるニューヨークは日本にはない、最新の何かがあるのではないかと。


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 しかしテレビを見ていても画期的な“何か”に出会うことはなく、想像できる範囲内のニュースやドラマ、アニメ、バラエティ、CMを放送しているだけだった。


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 街に出てもその印象は変わらない。確かに街並みは東京とは比較にならないくらい絵になる。

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 しかし最新かつ日本にはない“何か”と出会うことはなかった。グラウンドゼロは最新の何かだろうか?



 だがそれを実際に目の当たりにしても、ずいぶん前にニュースで見た映像と変わっていなかった。噂では建設の利権を巡って揉めているとか…。

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 地下鉄ではPSPをやる若者をよく見かけた。サラリーマンはiPhoneをタッチしている。日本でもよく見かけるシーンだ。

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 ニューヨークとは既にブランドでしかなく、新しい物を生み出さなくなってしまったのだろうか。

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 けどその考えは誤りかもしれない。よく聞く言葉だが、ジャンボジェットとインターネットの普及により世界が小さくなったのだろう。

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 ニューヨークに限らず、新しい物を求めるためにどこかへ行ってもそんな物は見つからないだろう。魅力ある物なら、まずインターネットに情報がアップされるはずだ。

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 ほしいと思ったらネットショッピングで簡単に取り寄せることができるだろう。ニューヨークに新しい物があると思うなんて、考え方が古い証拠だ。

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 だけどもし、行くことでのみ新しい何かを見せられる都市があるとしたら、それはニューヨークではなく、

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 砂漠の土地に高層ビル街を建て、世界一のタワーを建造し、人工の島を建設するパワーのあるドバイのような都市になると思う。

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 残念ながらニューヨークには、何かを始める広大な土地がもうない。
コメント (2)
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