元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

星を継ぐものを読んだ

2011年10月03日 21時47分18秒 | アレコレ鑑賞
「ダウンタウン、NHKで10年ぶりにコント披露」

 一応見る。ダウンタウンのファンではあるけど、期待はしていない。また今田と東野をいじめてほしい。

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 創元SF文庫の読者投票第一位の「星を継ぐもの」を読んだ。2chでも絶賛の本書だが「星を継ぐもの」というタイトルからして、なんとなく内容の予想はついていた。果たしてそれは、大体思ったような内容だった。

 僕の一番好きなSF小説は「2001年宇宙の旅」なのだが、話が宇宙全体規模の大きさな上に、極限の科学力を持つ故に霊的な話まで出てくる有様なので「星を継ぐもの」の根幹がチラリと語られていたりするので、特に新鮮味はなかった。

 けどひとつだけ面白いなぁと思ったのが、異星人の宇宙船の推進力に関する話が出てくるのだが、その宇宙船はロケットエンジンや光子などは時代遅れ過ぎてすでに使っておらず、何を推進力にするのかというと、宇宙船の前に重力場を作ってしまい、宇宙船がその重力の穴に向かって落ちていくのを推進力にしているという話は面白かった。

 ちなみに、まぁ人に薦めても良いかなという気はするんだけど、海外のSF作品ってどれもこれも翻訳が直訳っぽくって読みにくいんだよね。SF好きな人はどうぞという感じです。


星を継ぐもの (創元SF文庫)
クリエーター情報なし
東京創元社
コメント
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