元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

カール・セーガンのコスモス・スペシャルを見た

2011年10月31日 21時49分37秒 | アレコレ鑑賞
「「スマホ攻略」苦しむ王者 赤字転落…任天堂」

 B級のゲームがA級を駆逐するとしたら、心底悲しい。個人的にはゲーマーがソーシャルゲームに流れたのではなく、非ゲーマーがソーシャルゲームをやるようになっただけだと思うのだが。

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 故カール・セーガンの「コスモス・スペシャル」を見た。これは1987年8月24日から27日にかけてテレビ朝日で放送していたサイエンス特別番組だ。当時、15歳だった僕がなにやら面白そうな匂いを感じて録画してあったのを、パソコンに取り込みながら視聴した。20年以上前のVHSに収められていた映像は画像が粗くなっており、ギリギリ視聴に耐えうるレベルだったが、当時を懐かしみながら見ることができた。

 考えてみると僕という人間はこの作品に強く影響を受けている。天文学を始めとする科学に興味を持つようになったのは、この作品がきっかけだし(興味があるだけで詳しくはない)、誰にでも公平にやさしく接するよう心がけているのも(行動できているかはともかく)、天文学者カールセーガンの人となりが影響している。

 しかし不思議なもので、当時の僕はオカルトが大好きで「うしろの百太郎」や「恐怖新聞」、雑誌の「ムー」なんかを食い入るように見ていたのに、科学的思考もすんなり内包してしまった。友達と真剣にエスパー清田に会いに行こうと言ったり、ソ連で超能力の実験が行われているというニュースに食いつきつつだ。しかしそれらは今となっては良い思い出である。

 んで、肝心の作品だが、この作品は5時間30分あるので全部は見ていないが、なぜビッグバンの考えに行きついたのか?地球から恒星の距離の測り方とか15歳にも分かるように説明されており、やっぱすげーなーと改めて感心した。

 この作品はインポート版だがDVDで発売している。暇で暇で仕方なくなったら購入して、のんびりと科学への理解を深めたいものだ。


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