2007年6月17日、僕らの夢、ロクイチことEF5861が牽引する団臨が実現した。
あれから、今日で5年―――。
校章も誇らしげに横川に入線するロクイチ団臨 T氏撮影
当時、実行委員長を務めていた自分は、今思えば「若かった」。それに尽きる。
もう一度、と言ってももうこの編成はもう二度と実現しないが、
もし同じ規模で委員長をやることになっても、最後までまっとうすることはできないだろう。
それだけに、この団臨を走らせるための想いは大きく、強かった。
団臨を仕立てた実行委員たちとロクイチの記念写真 K氏撮影
列車はミステリー列車として運行し、品川~横川~上野の経路で走行した。
経路は非公表だったが、高崎線・信越線は多くのカメラマンが集結していた。
今日は知り合いから頂いた、この団臨の走行写真を紹介したい。
信越線有名撮影地安中鉄橋を渡るEF5861牽引ミステリー列車 S様撮影
EF5861が乗客を乗せて客車を牽くのはこれが最後だった。
(ジョイフルトレイン「ゆとり」の牽引はこれが最後)
横川到着後は一旦高崎への回送措置が取られた S様撮影
このころ、碓氷峠鉄道文化むらでは、EF58172に会旗を掲出された。
このことはこちらの記事でも詳説している。
現役会員(当時)撮影
短区間ながら正調ヘッドマークを掲出して横川へ向かう回送列車 S様撮影
ロクイチが掲出したヘッドマークもこれが最後となった
正調ヘッドマークを掲出し、乗客を乗せて”謎”の終着駅を目指す S様撮影
実のところ、ヘッドマークが往路で前後逆に付けられてしまい、
幸い高崎で取り替えてもらえたため、信越線内では4回違った顔の撮影が楽しめた。
最後に、「ロクイチが走るまで」の第一章「団臨への基礎知識」を特別公開しようと思う。
来年で法政大学小金井鉄道研究会は60周年を迎える。
また新たな夢と希望を乗せた列車が企画され、走るかもしれない―――。
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