![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/59/7d5ab5a4cabd7af2ce01f5230b90540f.jpg)
(JR木曽福島駅を背にして左側にある御岳神社)
(木曽福島宿 6)
「JR木曽福島駅」を通り過ぎると、坂下に鳥居が見える。
御岳神社とあり立派な神殿がある。道路はこの鳥居の前で左右に分かれ、
右側は下り坂になり、さらに右手に木曽川が音を立てて流れている。
そのせいか鳥居をくぐるとすぐ右側に「水神社」があり、
次いで「白河大神」の銅像がある。旅の安全を願って、手を合わせて神社を出る。
左に行く道は登り坂になっており、
神社の塀と自動車道の間の狭い道を行くが、
これが旧中山道であると案内書(*)にはある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/09/905fcbca06b250b3190fd5d2f2413979.jpg)
(神社本殿)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/7e/0bd3cdd90110d42b983f0ec8e36e8275.jpg)
(右手の水神社)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ce/a17fea7b40c742fa437a06d4949d1087.jpg)
(その先の白河大神)
(*)(この案内書は、宮ノ越宿の義仲館で見つけた。
「信州木曽路 中山道を歩く 是より南木曽路」とあり、
贄川宿より馬籠宿の「是より北木曽路」の碑までの道案内が、
微に入リ細に渡って記されているので、歩かれる方は是非参考にして欲しい。
木曽観光連盟発行の小冊子である。
木曽観光連盟事務局電話(0264-23-1122) ・HP http://www.kisoji.com/)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/55/58b8cd92c5d507ad582804b774ca6be0.jpg)
(神社鳥居前を左折して坂を登る)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/01/9ec97eb9d87d3c0bd6b81a2b6698b0ca.jpg)
(道路と神社の塀の間の狭い道)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/85/ceb89ed967f7c0beec28609873136f60.jpg)
(木曽町役場)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/7d/3e934ad57770ee357916b3669b2bbe68.jpg)
(役場の壁の「中山道」の案内)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/b5/bc30f8e196447083080f4e47a9ba7a4e.jpg)
(役場の建物の端に狭い草道が旧中山道)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d1/764fa440c84fb0d1e591faa2df082682.jpg)
(左側が旧中山道)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6d/b1312a21c3d31b532e6a7fdf300f4574.jpg)
(街道としては考えられない草道であるがこれが旧中山道)
話がそれたが、左自動車道、右は神社のトタン板の塀の間の狭い歩道を歩くと、
正面に木曽町役場の建物がある。手前は広場になっており駐車場である。
建物の壁に右中山道の看板があるので壁に沿って右に歩く。
建物が途切れるとその先に道があるのか疑わしいほどの場所であるが、
建物の端まで行くとそこに二人並んでは歩けない狭い道があるが、
これが旧中山道であると案内書にある。
草道はすぐ二股になっており、右側は急な下りの階段に、
左側は緩やかな下りの草道で、建物の裏手を行くような道である。
急な下りの階段を避けて、なだらかな下りの草道を行く。
今まで歩いてきた旧中山道とは似ても似つかぬ草道で、
進むのに躊躇するような道である。
下りの坂道の崖下には広い自動車道が見えている。
間違っても下の道には出ると覚悟を決めて歩く。
しばらくして道は急な下りになり、崖下の道に出る。
道なりに歩くと、木曽町役場の案内があり、
そこが「塩淵」の地名であることが解る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/3b/f407e7a99e1cdfba9e15db3a90c73d45.jpg)
(山道を降りた所)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/91/3de85aae1b3fb9896c916b0a21e5de4d.jpg)
(写真奥の人家の後ろへ道路は出た、塩淵の集落)
木曽町役場の案内には昔の塩淵の名の謂れが書かれており、
旅の退屈しのぎに丁度良いので記して置きたい。
(天正十二年(1584)木曽義昌朱印状には、
「上塩淵」「塩淵中屋」「塩淵彦三郎」の名が出てくる。
享保九年(1724)の「岩郷村家数書上帳」には「家数十四軒塩淵」とある。
シオと言う地名は川の曲流部につけられることが多く、
塩淵も木曽川の曲流部にできた淵とすると地形的にあっている。
又、塩淵には次のような言い伝えがある。
昔中山道を馬の背中に塩を載せて運んできたところ、
その馬が、木曽川の淵に転落し、塩をまいてしまったところから、
塩淵の地名がついたと伝えられている)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/fb/e3110a8c5853c98078f2565e2a26247c.jpg)
(塩淵の一里塚と公民館「塩淵クラブ」)
道なりに進むと、中山道と書いた丸太の柱と,
一里塚跡の石碑が塩淵クラブと書いた建物(公民館)の前にある。
日本橋から70里、70番目の一里塚である。
道路はこの先で少し右にカーブして正面に変電所が見え,旧国道に出る。
旧国道に出る手前に自動車販売店があり、
道路の向こう側にはJA木曽のスーパーがある。
旧国道に出たら左折。旧国道沿いに少し歩くと信号があり、
その手前で左脇に入る道があるので、そちらへ進もう。これが旧中山道である。
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(突き当たりの変電所、右側の自動車屋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/9f/71802091f6f7bea984e67541b728411f.jpg)
(JAのスーパー)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/fb/ec8125fa9eab2083f063747df9e5f64e.jpg)
(信号と旧国道脇の道路)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/72/429a817a324f68202d91bdcbcad19a80.jpg)
(道祖神二基)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/31/a53fc15791d536ce638028173ec2f98e.jpg)
(先の道路を右折)
自動車一台がやっと通れる道路で、
後ろや前方から自動車が来たら道路端によって自動車を避けねばならない。
登り坂である。この道をかなり歩くと右側に道祖神が二基並んでいる。
そろそろ人家が見え始める。
やがて広いアスファルト道路に出るので、
今度は右に行く。
しばらくすると左手に高架で登っていく国道19号が見えてくる。
その高架をくぐるように、道路が左脇へカーブする道路を見たら、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/04/b83dc06b04b1b9f314ea210ce2ffc47f.jpg)
(右折した道路)
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(国道19号が見えるわき道を左へ行く)
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(国道19号脇のトンネル)
その脇道路に入り高架道路をくぐると、その先にトンネルが黒い口を開けて待っている。
明治時代にはこのトンネルを中央線が走っていたとのこと。
したがってトンネル内に電灯も無く、出口の明かりを頼りにトンネルを歩くより仕方がない。
トンネルを出ると新緑の木曽路はまばゆく美しかった。
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(トンネル入り口)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/6d/c96c45418772cede7a4aa1d47c58361e.jpg)
(トンネル出口)
木曽福島 新しくアレンジされたような所も多々ありますが 良い町だったなと思います。 ここに有名なおそばや「車や本店」がありますが召し上がりましたか? 昔ながらの作り方でやっていらっしゃるそうです。 行列の出来る蕎麦やです。味は・・・・私は???です。