(枝垂桜2005.Apr.撮影)
(蕨宿から浦和宿へ)
中山道へ戻り進むと国道17号と交差する。
手前左側に交番がある。ここで蕨宿(わらびじゅく)は終わる。
(旧中山道蕨宿の京都側入り口)
旧中山道に沿って歩くと道は右の方に緩やかに曲り、
浦和市に入る。
外環高速道路の手前右側に辻一里塚公園がある。
一里塚跡の石碑を右に見ながら進むと、
六辻水辺公園に突き当たる。右折すると17号に交差する。
さらに進むと、すぐ先の左上に中山道の案内表示板が
あるので案内に沿って左折する。浦和駅方面である。
(一里塚公園)
(六辻水辺公園)
(中山道の案内看板)
やがて道は登り坂になるが、ここが焼米坂である。
横断歩道橋の下に石碑が建っている。
元は浦和坂といったが、この辺りで焼き米が売られ、
それが名物になったので名前がついたといわれる。
旅人はこのあたりでお腹が空いたのであろうか?
坂道を見て、ちょっと一服したかったのであろうか?
道の行く手には、結構な上り坂が見える。
(焼き米坂)
しばらくするとケヤキやムクノキの林に囲まれた
「調(つき)神社」が見えてくる。
この神社は、平安時代朝廷が作成した「延喜式神名帳」に
書かれた古い歴史と格式を誇る。
昔、朝廷に納める調物(みつぎもの)を集める所であったので、
「調(つき)神社」と名づけられたという。
(浦和市教育委員会)
神社でありながら鳥居がないのは、荷物の出し入れを
自由にするためと言われる。
また、「調(つき)」が「月」をイメージし、
「月」→「うさぎ」が連想されたのか、普通は神社には
狛犬がつき物であるが、ここでは代わりに兎が置かれている。
普通、水盤なども龍の口から水が吐き出されるのに対し、
ここでは、うさぎの口から水が流れ出ている。
(調神社の扁額)
(神社の神殿)
(月に因んで、狛犬ならぬウサギが一対並んでいる)
(水は龍などが吐くが、ここではウサギの口から水が・・・)
最寄り駅は北浦和なので、なかなか調宮神社あたりに立ち寄ることができませんが、昔、調宮神社のお祭りにでかけたことなど思い出しました。でも、ウサギが狛犬がわりだったことなどまったく気づかなかったです。
次ぎにでかける機会があったら、ひでさんの写真をたよりにうさぎさんをみてきます。
神社で 仁王様の狛犬?見たときもびっくりしましたが ウサギさんとは。。
焼き米ってどんな食べ物? 香ばしそうでちょっと食べてみたい。
ご無沙汰しています。
お元気そうで何よりです。
さて、焼き米ですが、ご飯の「おこげ」を
思い出していただければよいと思います。
ボクの子供の頃、お釜にこびり付いて、
なかなか取れないご飯を、水につけてとり、
それを天日に干し、さらにこれを炒ったのが
焼き米と思います。
子供の頃の思い出では、塩味が付いていたかと・・・
狛犬ではなくうさぎが座っているなんて考えもしなかったですよ。(^。^)
それから、おこげを食べたくなりました。(*^。^*)
調(つきのみや←地元ではこう呼ぶ)さんには
①ウサギの狛犬
②鳥居がない
を含めて「七不思議」が存在します。
残りの五つは↓
③松の木が一本も無いこと(伝説がある)
④御手洗瀬に片目の魚が棲んでいる
⑤日蓮上人が馬を繋いだという「駒繋ぎのケヤキ」
⑥境内に蚊がいない
⑦同じく蝿がいない
…となっています。
ちなみに狛ウサギは左右に子ウサギが一匹ずつついているので
合計四匹。(あ、ウサギは1羽2羽でしたね)
ちっちゃくて可愛いので、もし行かれることがあったら
七不思議と一緒に確認してみてください。
おみやげは神社で売ってるウサギのお守りがオススメですよv
貴重なコメントを有難うございました。
やはり地元のことは、土地に在住の方に
敵いませんね!
本当に有難うございました。
埼玉弁の保存にガンバッテクダサイ!
ボクの生まれは名古屋で、名古屋弁は
達者です。