女優・大島優子の連続ドラマ初主演作となるTBS系『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』(毎週木曜 後9:00)初回が16日、15分拡大して放送され、視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
大島演じる永光麦秋は、警視庁組織犯罪対策部で「暴力団離脱者相談電話」(通称:足抜けコール)を担当する刑事。構成員から「暴力団を抜けたい」などの相談が寄せられると、巨大な敵に身一つで立ち向かい、構成員をカタギに戻していく。
麦秋の相棒で「マル暴」から足抜けコールに異動してきた刑事・三ヶ島翔を北村一輝が演じるほか、勝地涼、田中哲司、遠藤憲一、名取裕子、本田翼、山口紗弥加らが共演。
初回は、翔が「足抜けコール」に異動。そこへ橘勲(遠藤憲一)率いる暴力団組織「関東貴船組」の傘下団体の親分から足抜け相談が入り、ヤクザを徹底的に“クズ”扱いする麦秋と性善説者の翔はソリが合わないながらも、医師・有留章子(山口紗弥加)の協力もあり、親分は無事カタギに。そんな中、ヤクザの更生を手助けする章子の病院に市民運動家たちが押し寄せ…という展開だった。※引用しました!
人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんがテレビ朝日系の連続ドラマに初主演する「アイムホーム」(木曜午後9時)の初回が16日、15分拡大で放送され、平均視聴率は16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが分かった。堺雅人さん主演の「Dr.倫太郎」(日本テレビ系)の13.9%を上回り、今期の民放連続ドラマとしてはトップの数字で好発進を切った。瞬間最高視聴率は午後10時6分に20.4%を記録した。
石坂啓さんが青年マンガ誌「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で1997~98年に連載し、「第3回文化庁メディア芸術祭」(99年)のマンガ部門大賞を受賞したマンガが原作。事故によって記憶を失い、妻や子供の顔が仮面に見えてしまう主人公・家路久(いえじ・ひさし)が、手元に残された10本の鍵を手がかりに“空白の日々”を探っていく……という“ミステリーホームドラマ”。木村さんと初共演の女優の上戸彩さんが妻役を演じるほか、元妻役の水野美紀さん、鈴木浩介さん、吉本実憂さん、新井浩文さん、光石研さん、渡辺いっけいさん、及川光博さん、西田敏行さんらも出演する。
16日の第1話には香川照之さん、高岡早紀さんがゲスト出演。証券会社のエリート会社員だった久(木村さん)は、ある工場での爆発事故に巻き込まれ、3カ月間の昏睡(こんすい)状態から回復するが、脳障害によって記憶が曖昧に。特に直近5年ほどの記憶が完全に消滅し、窓際部署に異動させられたり、離婚した妻・香(水野さん)と娘・すばるのいる家に間違えて帰ってしまったりする。さらに、今の妻・恵(上戸さん)と4歳の息子・良雄の顔は仮面に見えてしまう。そんな中、最近すばるの様子がおかしいと香から聞かされ、心配になった久は……というストーリーが描かれた。
23日放送の第2話にはお笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹さん、西岡徳馬さんがゲスト出演する。※引用しました!
◆DeNA1―7巨人(16日・横浜)
たまっていたうっぷんを吐き出した。4回1死、フルカウント。村田は呪文のようにこうつぶやいた。「俺はスタントンだ!」。高崎の外角高めの直球。メジャーのホームラン王と同じく、右肩にバットを乗せてタイミングを取り、両手でしっかりと振り切った。
打球は詰まりながらも右翼席前列に飛び込んだ。17試合、65打席目での今季初アーチは、プロ入り後、最も遅い。オープン戦も含め、初めての長打でもあった。「ホッとした。(橋本)到が1軍に来てすぐ打ったから、ちょっと悔しかった」。11年までの本拠地「ハマスタ」の球場最多本塁打打者。今カード前、「そろそろ一発を打ちたい」と宣言。2回1死でロペスのゴロを失策した汚名も晴らす、ハマスタ独走の140本目のアーチをぶち込んだ。
プレーボール4時間前のベンチ裏。スマートフォンでスタントンの動画を見ながら、素振りを繰り返していた。「今日はこれでいく!」。マーリンズではイチローの同僚で、昨季は37本を放ちナ・リーグのホームラン王に輝いた右のスラッガー。球界史上最高額の13年総額3億2500万ドル(約377億円)で契約を延長していた。
右打ち、すり足の左のステップ、捉えた後に右手をバットから離さないなど、共通点は多かった。「天然芝で三遊間を抜けた打球が左中間を抜いて、フェンスまでいっている。えげつないぞ」。メジャーの超一流打者を脳裏に焼き付けると、欠点が浮かび上がった。「バットが遠回りしている」
右肩をバットに乗せるように構えるところをマネて、最短距離で出るように工夫した。肩口から出したバットが右頬にぶつかって真っ赤になるほど、両脇を締め、体に巻き付くようにスイングするインサイドアウトを徹底。“スタントン打法”ですぐに結果を出した。
今季は開幕前に、08年以来の本塁打王を目標に掲げた。「いいきっかけになればいい。飛ばすのは自分の長所。そこは追い続けていかないといけない」。8番に甘んじてはいるが、キングのプライドは捨てていない。男・村田の逆襲が始まった。(中村 大悟)
◆ジャンカルロ・スタントン(Giancarlo Stanton)89年米カリフォルニア州生まれ、25歳。07年2巡目指名でマーリンズ入り。昨季37本塁打して初のタイトル。シーズン終盤顔面に死球受け欠場、今季はフェイスガードつきヘルメット着用。通算本塁打154本も、開幕9試合で打率2割、一発は出ていない。右投右打。198センチ、109キロ。※引用しました!