新妻地区の諏訪神社で行われた「鯉切りオビシャ」を見に行きました。
この「鯉切りオビシャ」は、源頼朝が奥州征伐の際に新妻地区に立ち寄り、根木名川で捕れた鯉を献上し、武運長久、戦勝を祈願し
大変喜ばれたと言われ、その後、五穀豊穣、区民の幸福を祈願するために行われるようになったと言われている。神事の後に鯉切り
の儀式が行われました。
この日の主役である鯉切り役を務めるのは、当堂(1年間御神体を守ってきた当番)の家から選ばれまた裃を着た子供で、
包丁と菜ばしで鯉を調理する振る舞いをして神前に奉納します。
鯉切りの儀式が終わると「当番渡し」をして、直会の儀をもって行事が終了します。