先人の味覚

ある人のお宅に行ってまいりました。
橋の向こうに見える大きな館
　

　

私んちの何十倍かしらね。

かつて住んでいたのはこの人、イケメンだけどこわいのよお～　
　

織田信長は身近な歴史人です。
身近ではありますが、あの強烈な個性に反発を覚える人も少なくはないでしょう。

本能寺で明智光秀に滅ぼされなくても、彼の余命はあとわずかだったと言われています。
なぜなら、彼はすでに「本態性高血圧症」が進行していたのです。

原因は塩分の取りすぎ、アルコールの飲み過ぎです。さもありなん。
光秀の饗応食を「こんなもの食べられるか！」とはねのけたり、味噌や味の濃い料理を好んで食べていたりしたのですから。

当然と言えば当然でしょうが、好き嫌いの激しい酒飲みの夫を、妻はどんな気持ちで見ていたのでしょうか。濃姫です。
　　　

実は、徳川家康は天ぷらの食中毒ではなく、すでに罹患していた胃ガンが死因でした。
武田信玄も胃ガン、豊臣秀吉は尿毒症だったとか。

塩分の摂りすぎが、胃ガンの誘因の1つであるならば、やはり減塩を心がけないといけませんね。
「人生50年」ではなく「人生100年」の時代になってきたのですから。