セットスクリューでナックル(アップライト)をキングピンに固定するタイプのお話です。
組立説明書的には固定するのが基本だと思いますが、
あえて固定しないのも走りに違いが出ますよね。
(スプリング交換後、締め忘れたときに気付く>RCあるある)
固定しないと、わずかなクリアランスの分ナックルにグラつきが出ます。
ガタ嫌いな方にとっては許せない話でしょうが、
これが特定の環境においては馬鹿にならないほど効果を発揮します。
まあざっくりいいますと、
ハイグリップ・フラットコースは固定、
ローグリップ・ギャップ有りは非固定がベター、
みたいな感じでしょうか。
ちなみにホームコースのKスタジアムでは固定のほうがいいです。
固定しない場合、まったりと操縦しやすいのですが、
ステアリングの反応が常にワンテンポ遅くなりますし、
コーナーを描く弧が一回り大きくなってしまいます。
ところが一転、グリップが低かったっりギャップのあるコースだと
このグラつきがいい仕事をしてくれます。
何といってもギャップに対して不感症になり足が取られにくくなります。
マシンの挙動が安定するんですね。
また天然の可変キャンバーがいい味を出してライン取りがスムーズになることも。
もちろんスピードや使うタイヤでも変わってくると思うので一概には言えませんが
試す価値は十分あると思います。
なお固定しない場合、セットスクリューは抜いてしまうかネジ止め剤を塗っておいて下さいね。
緩めただけだと走り終わる頃には失くなってますから( ≧∇≦)
アルバムをひっくり返したら懐かしいのが出てきました。
TRG111であちこち走り回ってた時もあったんですねぇ~。
ちなみにこのワイド・スポンジな当時にもキングピン固定をテストした記憶がありますが、
ゴムタイヤの今と基本的な感触は変わらないですね。
ご参考まで。