モータマウントの前側の固定位置をセンターポスト一点にすることで、
シャーシロールの柔軟性を向上させる方法についてレポートします。
(毎度マニアックで恐縮です^^;)
モーターマウントの固定は、ビス5点留めになります。
前方の両側は外しちゃうわけですね。
後方を4点留めとし、さらに軽量ビスは使わず強度優先で鉄ビスです。
(これができるのはTRG製モーターマウントだけだったのですが、
生産終了となっていたのでこれまでレポートを保留していました)
元々FRPという素材特性から長~いTバー的な効果を発揮してトラクションを得るのが
OF-01ならではの特徴なのですが、
ねじれる距離をもう少し伸ばせることになります。
Kスタジアムにおけるナロー、ゴムタイヤ、グリップ剤あり仕様でのテストでは、
かなり良好な結果が得られています。
運動性が向上し、コーナーリングがよりスムーズになります。
一般的なオプションとして、
ロール特性を向上させたハイトラクションシャーシなどが存在しますが、
感触としてはそれに似ていますね。
さて、OlderF情報サイト Side by Sideの「企画開発情報 Older F 編」で発表されましたが、
OlderFブランドとしてアルミモーターマウントが復活するとのこと。
さっそくサンプル品を用意していただきましたが、
OF-01の拡張性を見据えてリファインされています。
バックプレートはウイングの高さを選べる選択肢が増えますね。(左が新型)
写真の取り付けはローマウント仕様ですが、
リバーシブルなのでひっくり返せばハイマウントという設計です。
これは以前デカウイングのハイトが高すぎてイマイチだった件が解消できるかもですね!
そしてなんといっても合計6箇所のシャーシ固定ビス穴が継承されることが大きいんです。
前側をセンターポスト一点留めにした場合でも、
後方を4点留めにすることで取り付け強度を確保できるからです。
3点留めではあまりにも危険ですからね。
ロール向上作戦の公開は、このモータマウントの再販を待っていたんです。
アッパープレートも、センターポストとの位置を合わせるためにリメイクされています。(左)
その他細かい形状の変更もありますが、詳しくは販売品の公式発表をお待ちくださいね。
といったところで、
おい、センターポストって今のシャーシには穴がねえぞ!
とか
前側のビス外してもモーターマウントの形状がそのままじゃシャーシのロールを邪魔すんじゃね?
とか
モーターマウントの後方で4点留めができるんなら前のセンターポストいらなくね?
とかのツッコミが聞こえてきそうですが、
ちょっと長くなりましたんでまた追ってご説明いたしますね^^;
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