山羊蔵

興味があること、見たモノとかを納めておく蔵

「太陽」を観る

2006-12-15 02:04:31 | 映画
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松山に帰ったときにシネマルナティックで観ようと思っていた「太陽」ですが、スケジュールを観るとどうも年末年始には終わっちゃってるみたいですな…。
あわてて関東近辺で探したところ、最初から上映してた銀座シネパトスで明日までやってるというのを見つけて、会社帰りに行ってきました。


整理券を配ると書いていたので、ものすごい人数が入るのかと思ったら、私が観た回は10人ちょっとでした。
ただ、今までに観に来てる人は多いみたいで、パンフが売り切れてました。明日入荷すると言われたんですが、買いに来れないので取り置きをお願いしたところ、快く引き受けてくれました。土曜にでも買いに行きますかね。
銀座シネパトスは以前こちらで暮らしていたときに何度か行ったんですが、狭いし、臭いし、うるさいし、であまり良い印象がなかったんですが、臭いのとうるさいのはちょっとは改善されてたような気がしました。
ただ、狭いのは変わってませんでした。でかい人間にはちょい辛いです。


映画の内容は公式サイトのストーリーに書かれているところから始まり、玉音放送付近までのエピソードを描いています。
詳細はネタバレになるので書きませんが、第二次大戦末期頃の天皇陛下の様子・苦悩が描かれた良い作品ではないかと思いました(もちろん脚色した部分もあるんでしょうけど)。
陛下を演じたイッセー尾形さんは凄いですね。ただ、そういう演出なのかもしれませんが少し声が聞き取りづらかったです。


私が印象に残っているのは、最後の方で陛下が部屋の中で一人いる場面と皇后陛下を演じた桃井かおりさんの迫真の演技ですね。
前者は場面自体が1枚の絵画のように見え、監督がロシアの人だからなのか、洋風の絵のようでした。他の場面は日本と思える感じだったんですが、そこの場面だけはなんかヨーロッパぽい雰囲気が出ていました。
後者は観た方はみなさんわかってくれると思います。桃井さんはそんなにいっぱい出てる場面はないのですが、相当印象に残りました。

で、映画見終わって帰った後、玉音放送の内容を知らなかったので、こちらのサイトで現代語訳を読みました。
「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」の部分しか知らなかったんですが、かなり長い文章で色々なことが言われてるんですね。勉強になりました。


映画とは全然関係ないんですが、先日買ったデジカメの機能で斜め補正というのがあったので試してみました。
左から元ファイル、斜め補正後ファイル、真正面から撮影ファイル、です(それぞれクリックすると少し大きめの写真が表示されます)。


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少し横に広がってる感じもしますが、なかなか良い機能ですね。今度でかいビルとか撮ってみようかなぁ。

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