ダンケルク見てきた https://t.co/g4Yyk7ZhMi pic.twitter.com/PoZSLyEufs
— 山羊象 (@yagizou) 2017年9月9日
ダンケルク、こことかで紹介されている内容を見てると面白そうだったので、久々に初日に見てきました。
音とかが肝になりそうだったので、IMAXで見たのですが、コレが大正解だったようです。
こちらとかによると、IMAX向けの撮影機材を使ってる関係上、普通のところだと上下左右に隙間が出来る様です。
これから見に行く方は、少し値は張りますが、IMAXで見る様にした方が良さそうです。
あと、少しWikipediaとかでダンケルクの戦いとか、ダイナモ作戦とかを見ておくと良いかもしれないです。
※そんなにネタバレにはならないと思いますが、予備知識無しで見るよりは良いと個人的には思いました。
以下、いつものようにネタバレを含みますので、ご注意ください。
DUNKIRK
第二次世界大戦下のフランス、ダンケルク。
主人公の一人、ハリーは街中でドイツ軍に追い立てられ一人となり、銃を放り出して命からがらフランス軍の作った塹壕に逃げ込みます。
塹壕から抜け出し、海辺に出るとドイツ軍の作戦で追い詰められたイギリス・フランス連合軍が、撤退するためにイギリスからの船の到着を待っていました。
この映画、全編を通してあまり台詞が無いのですが、最初の数分は更にほとんどしゃべるシーンがありません。
ひたすら撃たれて逃げる兵士や船に乗り込もうとする兵士を描き、どういう状況かを知らしめます。
また敵であるドイツ軍の姿もほとんど出てくる事はなく、ドンパチやりあうシーンはほぼありません。一方的にやられるシーンは盛りだくさんですが。
こうして、逃げるイギリス・フランス側を中心に描く事で、撤退戦であるダイナモ作戦の逃げる様子をリアルに感じさせる作品になっていると感じました。
私はこの映画を観るまでダンケルクの戦いやダイナモ作戦のことは知らなかったのですが、イギリスではこの話はかなり有名らしく、ダンケルク・スピリットという言葉を産むきっかけとなった話なんだそうです。
先日NHKスペシャルか何かで見たインパール作戦もダイナモ作戦の様に途中で誤りに気付いて、うまく撤退戦をしかけておけば、よかったのになぁ…と感じました。番組内でも言うてましたが、旧日本軍の将校は兵とか兵站とかを大事にしなさすぎですよね…。こういうダメさ加減を戒めのために映画で描くのも良いのではないかと思いました
【映画パンフレット】ダンケルク DUNKIRK