古い駅舎を観に行く

先日、新聞を読んでいると伊予鉄の三津駅の駅舎が今年度中に取り壊され、新しい駅舎が2008年に完成予定という記事がありました。
Wikipediaの三津駅の項を見ると、四国初の鉄道駅の1つとあり、結構歴史的な建物みたいですね。
三津の花火大会の時とか、何度か利用したことはあるんですが、大体夜にしか行かないのできちんと眺めたことはなかったんですが、取り壊される前に写真に納めとかないとと思ったので、早速行ってきました。


ちょうど衣山に用事があったので、そこまでは車で行き、衣山駅から乗車しました。
衣山駅から三津駅までは3駅ということもあり、すぐに着いたのですが、自転車で走ってる時に見た高浜駅も渋い駅舎やった気がするなぁと思い、通過してそのまま終点の高浜まで向かいました。





高浜駅は降りると目の前に高浜港があり、写真のような海がすぐ側にあります。
写真に写っている陸地は興居島という島です（最初読めませんでした）。
高浜港はこの興居島やトライアスロンが行われる中島などへの連絡便が主な航路で、九州や本州などへの船が出ているのはここからもう少し北の方に行ったところにある松山観光港という港になります。





港を背にして撮った高浜駅。
思ってたとおり、渋い駅舎です。





駐車場から撮影。
近くで見るとかなり古い建物なんだろうなぁという感じ。





ホームで出発を待っている私が乗ってきた電車。
この写真を撮った後、今度は三津駅に向かいます。





梅津寺駅を過ぎたところ。
梅津寺駅はそんなに渋いって感じでも無いですが、目の前が海なので今の季節は降りてベンチでのんびりするのも気持ちよさそう。





今日の目的の三津駅です。





北西の方から撮影。





北から撮影。





南西から撮影。





ホームと線路。
私、結構この構図好きなんですよ。





1番ホームと3番ホームをつなぐ通路。





2番ホームと3番ホームの案内板。





ただし、2番ホームの前に線路はありません。
昔、貨物列車とかが有った時の名残ですかね？


撮影し終わった後、建物を近くで見てみましたが、やはり昭和初期に建てられた建物なんで、かなりあちこちしんどそうですね。
Wikipediaの情報が正しいとすれば、昭和6年（1931年）頃に建てられたということになるので、もう76年選手ですよ。
確かに味がある良い建物だとは思いますが、地震とかには耐えられない可能性が高いでしょうから、改築もやむなしでしょうね。
ただ、どこかで保管するとかそういう選択肢は無いんでしょうかね？
文化財にあたるものになってもおかしくない気もするんですが。
いずれにせよ、今年度中には取り壊されてしまうようなので、今の姿を見ておきたい方は早めに訪問することをオススメします。


おまけ


三津駅で電車を待ってる時に見つけた焼き肉屋さんの気になる看板。
気になるポイントは画像をクリックするとわかります。

これはちゃんと歌があるんでしょうか…？


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