今週末は特に予定がないので、近くで建設中の東京ミッドタウンとか、六本木ヒルズとか、ちょっと離れてますが表参道ヒルズとか、東京タワーとかでかい建築物を歩いて見て回って写真でも撮ろうかなぁ…とぼんやり思ってたんですが、天気予報を見ると土曜の昼から雨の予報が出てました。
仕方ないので、家でのんびり過ごすかなぁ…と思ってたんですが、いつも見てるメルマガにこんなイベントの紹介がされてました。
これなら雨多少降ってても行けるし良いねぇと思い、今日早速行ってきました。
場所は東京国立博物館の平成館、雨なのにまあまあの人がいました。(晴れてたらもっと多いんでしょうな)
今回の仏像は一木彫といって一本の木から造り上げるものがテーマのようでした。
入ると唐から持ち帰られたり、国内で作られた十一面観音菩薩像が7体も出迎えてくれます。(他の仏像もあります)
ほとんど十一面観音菩薩ばかりなので、気になってwikipediaで検索してみたところ、玄奘さんが訳した十一面神咒心経 が流行ったところから来てるんですね、東大寺のお水取りなんかもこの十一面観音菩薩に懺悔する行事が由来とのこと。
次のコーナーは奈良から平安時代に作られた仏像が展示されてました。
ここにあるのは結構大きくて迫力のあるものが多かった気がします。
その中でも滋賀の向源寺にある十一面観音菩薩像が展示のされ方もあるとは思いますが、印象深かったです。
次のコーナーは平安後期から鎌倉前期にかけて出てきた表面にノミを入れた跡が残る鉈彫 と言われる仏像が展示されてました。
確かに今までの仏像は表面が綺麗に仕上げられてたんですが、ここにあった仏像は最後の表面の仕上げをする前に止めた感じです。
ただ手を抜いてるという感じではなく、仕上げをしないことで今までの仏像とは違った表情や雰囲気が感じられました。
ここのコーナーで興味深かった仏像は京都の西往寺にある宝誌和尚立像(下の方に写真があります)です。
和尚の故事を表現したものだったのですが、不気味な中にも荘厳さがありました。
そして最後のコーナーは円空 と木喰 の仏像です。
二人とも修験者・行者として全国を回り、各地に自分が彫った仏像を残しているそうです。
円空は昔読んだ漫画で紹介されてたこともあり少し知ってたんですが、木喰については今回初めて知りました。
今までのコーナーで展示されていた仏像は荘厳かつ美麗で、立派なお寺とかにありそうなものがほとんどでしたが、円空と木喰の仏像は庶民向けという感じで、見ていてほほえましい親しみの湧く仏像でした。
素材である木の自然な形や模様を生かしているのが特徴で、円空は自然な形をかなり残した雄々しい感じ、木喰は丸みを持った柔らかい感じの仏像が多いですね。
木喰も良い感じなんですが、私は円空の方が欲しいと思いました。
なんかぱっと見た感じはごつごつとしてる感じなんですけど、表情をよく見るとやさしさが出てくるというか、なんか深い感じがするんですよね。
そういやビックリしたんですが、木喰の仏像が愛媛県の光明寺にあるそうです。
…あれ?今見たらこちらは安藤忠雄建築のお寺じゃないですか、一度見に行ってみたいと思ってたので出張から帰ったときに行ってみよう。
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仕方ないので、家でのんびり過ごすかなぁ…と思ってたんですが、いつも見てるメルマガにこんなイベントの紹介がされてました。
これなら雨多少降ってても行けるし良いねぇと思い、今日早速行ってきました。
場所は東京国立博物館の平成館、雨なのにまあまあの人がいました。(晴れてたらもっと多いんでしょうな)
今回の仏像は一木彫といって一本の木から造り上げるものがテーマのようでした。
入ると唐から持ち帰られたり、国内で作られた十一面観音菩薩像が7体も出迎えてくれます。(他の仏像もあります)
ほとんど十一面観音菩薩ばかりなので、気になってwikipediaで検索してみたところ、玄奘さんが訳した十一面
次のコーナーは奈良から平安時代に作られた仏像が展示されてました。
ここにあるのは結構大きくて迫力のあるものが多かった気がします。
その中でも滋賀の向源寺にある十一面観音菩薩像が展示のされ方もあるとは思いますが、印象深かったです。
次のコーナーは平安後期から鎌倉前期にかけて出てきた表面にノミを入れた跡が残る
確かに今までの仏像は表面が綺麗に仕上げられてたんですが、ここにあった仏像は最後の表面の仕上げをする前に止めた感じです。
ただ手を抜いてるという感じではなく、仕上げをしないことで今までの仏像とは違った表情や雰囲気が感じられました。
ここのコーナーで興味深かった仏像は京都の西往寺にある宝誌和尚立像(下の方に写真があります)です。
和尚の故事を表現したものだったのですが、不気味な中にも荘厳さがありました。
そして最後のコーナーは
二人とも修験者・行者として全国を回り、各地に自分が彫った仏像を残しているそうです。
円空は昔読んだ漫画で紹介されてたこともあり少し知ってたんですが、木喰については今回初めて知りました。
今までのコーナーで展示されていた仏像は荘厳かつ美麗で、立派なお寺とかにありそうなものがほとんどでしたが、円空と木喰の仏像は庶民向けという感じで、見ていてほほえましい親しみの湧く仏像でした。
素材である木の自然な形や模様を生かしているのが特徴で、円空は自然な形をかなり残した雄々しい感じ、木喰は丸みを持った柔らかい感じの仏像が多いですね。
木喰も良い感じなんですが、私は円空の方が欲しいと思いました。
なんかぱっと見た感じはごつごつとしてる感じなんですけど、表情をよく見るとやさしさが出てくるというか、なんか深い感じがするんですよね。
そういやビックリしたんですが、木喰の仏像が愛媛県の光明寺にあるそうです。
…あれ?今見たらこちらは安藤忠雄建築のお寺じゃないですか、一度見に行ってみたいと思ってたので出張から帰ったときに行ってみよう。
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