以前どこかで情報を観て気になっていた映画、特攻をシネマルナティックで今日からやっていたので、早速観に行ってきました。
以下、ネタバレ的なところもありますので、これから観ようと思っている方は注意してください。
ちなみに観ようと思ってる方、私はなかなか良い映画だと思ったので、いろんな人に観て欲しいと思うんですが、残念ながら松山での公開は9/14まで、たった1週間しか上映されません。
観ようと思ってる方は急いで行った方が良いです。
昨日から観ようと思ってたんですが寝坊してしまい、最初の5分を見逃してしまいました。
私が入ったのはちょうど監督の親戚の方に話を聞いているところからでした。
パンフに書いてあったんですが、監督の叔父様が特攻隊員の訓練を受けて生き残った方だったそうです。
ただ、叔父様は戦後はそのことについて詳しいことを誰に話すこともなく、亡くなってしまったそうです。
その話を聞いて衝撃を受けた監督は日本に来て、親戚の話を聞いたり、他の生き残りの特攻隊員の声を聞くべく取材を開始したということです。
特攻隊員の方の話もですが、アメリカで特攻を受けて沈没した船に乗っていた方の話も大変興味深く、上でも書きましたが戦争の当事者の生の声が聞ける大変良い映画だと思いました。
皆さん、もう60年以上経つのに良く覚えられてますね。
私も戦争に行っていた祖父がいたのですが、母曰く、戦争の話はほとんどしてなかったそうです。
ただ、一度だけ話をしてくれたことがありました。私、母、叔母の3人が夏休みに祖父を訪ねていっていた時にふと私が戦争に行ってた時のことをなぜか聞いて、それに対して答えてくれたのでした。
断片的な記憶ですが、
・シナ事変に行っていたこと
・中国では現地の人にとうきびの酒をもらうなどよくしてもらったこと
・戦闘中に上空から飛行機の機銃掃射を受けて危うく死にそうだったこと
・もの凄い寒くて移動の列車の中とかで震えていたこと
とかを話してくれたように覚えています。
#母や叔母に聞けばもう少し話が出てくるかもしれません。
その後、戦争の話をすることはなく、祖父は亡くなってしまいました。
映画を観て、もう少し話を聞いておけば良かったかなーとか、ちゃんと祖父の話を書き留めておけば良かったかなーとか思いました。
あと、映像の中で結構観るのが辛いものもあります。前の方の席にいた方はそのシーンを観て泣いていたように見えました。
結構衝撃的ですので、苦手な方は注意してください。
私は寝坊して観れなかった分はDVDとかで補いたいと思っています。
後で見返すために買っとこうかな…。
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