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古今東西のアートのお話をしよう

メイキング・オブ・ムナカタ 国立近代美術館 シャリアピンステーキ


会場にはマダムが圧倒的に多く、彼女たちがもらす『色っぽいわね…』という会話もよく聞かれました。棟方の板画には、菩薩のようで、エロスの化身のような女性が描かれています。17歳で死別した母への思慕の念と妻への愛が、女性崇拝として表現されていることを、会場の女性は確信しているようです。

大和し美し(やまとしうるわし)部分1936年 日本民藝館
倭建命の柵
藻草の柵

民藝運動と出会う
「大和し美し」は棟方が初めて文字を用いた作品。サイズ超過による国画会展(1936年)での陳列拒否騒動の際、工芸部審査員の柳宗悦と濱田庄司に見出され全図展示になり、その後日本民藝館の買い取りとなった。

東北経鬼門譜 1937年 日本民藝館

幾利壽當頌耶蘇十二使徒屏風
1953年 五島美術館

二菩薩釈迦十大弟子 1939年(1948年改刻) 東京国立近代美術館

1939年版「ニ菩薩釈迦十大弟子」日本民藝館蔵が、1955年サンパウロ・ビエンナーレと1956年ヴェネチア・ビエンナーレに出品され受賞

鍾溪頌 1945年 日本民藝館
1956年ヴェネチア・ビエンナーレ 国際版画大賞

弁財天妃の柵 1965年 棟方志功記念館

『瘋癲老人日記』1962年『鍵』1956年 装幀

谷崎潤一郎ファンならば誰でも知っている記念碑的装幀
『鍵』の世界的ヒットにより、棟方志功の板画が広く識られた
谷崎の女性崇拝は芝居がかっているが、棟方の純朴な情熱が作品を荘厳している

華狩頌 1954年 棟方志功記念館

飛神の柵 1968年 棟方志功記念館

女人観世音板画柵(部分) 
岡本かの子の詩「女人ぼさつ」がモチーフ女人われこそ観世音ぼさつ』がリフレインする

洋画家を目指して青森から上京した初期から、民藝運動との出会い、日本現代版画の国際的評価、
小品から大規模作品まで棟方志功の画業を網羅的に鑑賞できる回顧展
★★★★★
お勧めします

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ランチは御茶ノ水、駿河台下の
土桜(におう)
土桜は2階へ
カウンター3席と6人用の個室のみ
注文は名物シャリアピンステーキカウンターで、ビールとサラダ(別注)をいただく

マスターは、肉塊(リブロース?)を取出し眼の前でカット、無造作に熱したフライパンに放り込む…
火が通ると秘密?のボックスで肉を養生させる
レアでカットし、シャリアピンソースを合わせる

食べ進んだサラダとシャリアピンステーキ
柔らかいステーキに玉ねぎのシャリアピンソースの酸味…辛しを付けて味変…旨い!!
ハウスワインの赤は軽いナパ、ステーキによく合います
ご飯、赤だし、漬物のあとは、
クレームブリュレとコーヒー

カウンター3席の空間は
小さなバーのよう
★★★★✫
シャリアピンステーキ3,500円
食べると納得、お勧めします
サラダのソースはステーキと
同じ酸味系じゃないほうが…
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