ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

宮古島で見た聴いた鳥(20200609)

2020年06月09日 | 自然観察
 今回の宮古島は、県議選の追っかけなので、野鳥や蝶を追いかける暇はなかった。その代わりと言っては何だが、5日夕刻と6日朝、宿のそばの林でキンバトの声を聴いた。小さな声で「コッコロロ」などと鳩調の鳴き方だ。特段に美声とは言いがたいが、部屋の中で楽して聴けるのは贅沢というものだろう。宮古・八重山の島々や東南アジアに分布するので、日本国内の他地域では見られない。宮古島には比較的あちこちで見られるが、木々があるところでないといない。
 今回、6日の夕刻に下地の製糖工場近くの石橋の木の上で確認している。色彩は明るい緑と赤褐色を基調としているので、間違えることはあるまい。前回の3月には宮古島空港の南の森でも確認している。
 また、リュウキュウコノハズクを6日の夜(20時頃)宿の近くの電線に止まっているのを見た。この種は琉球諸島には比較的多いが(自宅の森にもいる)、姿を見ることは稀だ。このとき、近くで声がするので、何処の森かと思えば、電線の上だった。全長は20cmぐらいだが、耳が立っておらず、戸惑った。ホッホと繰り返して啼く。
 ということで残念ながら、キンバトもリュウキュウコノハズクも撮影のチャンスはなかった。


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