去る5月6日、大浦湾第4ゲート沖に赤土が確認されている。今日の沖縄タイムスに沖縄防衛局が「工事に起因するものではない」と答えたと報じられている。「美謝川整備工事の施工区域で赤土などの流失は確認されておらず、濁りは同工事に起因するものではない」と答え、「県赤土等防止条例に従い、調整池の設置といった対策をしている。引き続き関係法令に従い適切に工事を進める」と。
冗談は休み休み言え! 確かに美謝川の付け替え工事によるものではあるまい。第4ゲート前後から約1000mにおよぶ皆伐を沖縄防衛局は知らないというのか?!この皆伐が何のためなのか明確な回答がなされていないようだが、現場をみてきた私からすれば、明白だ。水は高きから低きに流れる。皆伐されて裸にされた斜面に降った水は鞍部に流れ落ちていく。上からも横からも。それが赤土を抉りながら大浦湾に流れ出す。
適切に対応しているならば、県職員の調査を受け入れろ。適切に対応しているならば、あそこの工事設計書を公開せよ。あれだけの工事規模(面積)だから、排水路をしっかりと造り、調整池や汚濁防止装置を用意しなければ、赤土がながれださないほうが、摩訶不思議な現場だ。因みに美謝川の河口と鞍部は500m以上離れている。
沖縄防衛局がどれだけ環境破壊にルーズなのかを改めて確認できた一件となった。辺野古・大浦湾に対する工事を直ちに中止せよ。これ以上の環境破壊を即刻やめよ!
現場について下記参照
【訂正】4月28日、辺野古から二見入り口まで歩き、撮るー④作業員とのやりとり(20220428ー④) - ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び