おはようございます。今日は雨。台風1号が熱帯低気圧になり、激しく降っている。でも暑くはない。
しかし今日も安倍政権による醜い政治が行われていくのだろう。ご存じ、検察庁法改正案が大詰めを迎える中で、15日、首相はあれは法務省が準備したことと言い放っている。準備させたのはあなた(安倍首相ご自身)でしょうが、さらっという。これほど問題の本質が明らかとなっているにもかかわらず、だ。
彼の視界には彼を祭り上げてくれる人たちしか入っていない。そのために不可欠な男が黒川弘務東京高検検事長なのだ。後付けをして法律まで変えてしまう暴挙。
それでも今回は、多くに人達が声をあげている。有名人もらしい。私はエンタメ系を殆ど知らないので、よくわからないが、率直な声(ツイートなどで)を見れば、きちんと考えている人が増えてきたことに少し安堵する。中でも小泉今日子のことが比較的大きく取り上げられている。何やら所属事務所を辞めて、はっきり言うようになったとか出ているが、彼女は元がある。もう何十年前のことだか忘れたが、「キョンキョン言うね」と思ったことがある。デビュー当時からお人形さんでない素をもっていたのだ。
「歌手は歌っていいれば良いんだ」との声がある。口をパクパクしながら指導通り歌い、ファッションをつけ、踊るのか。これはお人形さん。《自分》のない歌手はいない。要は「歌手は歌っていれば良いんだ」という人は自分がないから、そういうしかないのだろう。
「政治のことは分からない」ともよくきく。確かに分かりづらい。分かりづらいのは、その政治が「下々」(わたしたち)に分からないようにやっているからだ。自分が何をしたいのか、したくないのか、考えれば、全てが政治に行き当たる。島は島なりに、村は村なりに、都市は都市なりに、どうしてということがあるだろう。
幸か不幸か、人間の社会は本能では営まれていない。ヒトは本能の管理を壊してしまったからだ。だから政治がつくられてきたのだ。私たちの暮らしの隅々にまで実は政治が浸透しているのだ。ただ無意識にやりすごしているのだ。
私たちはいつまで「見ない・聞かない・しゃべらない」で、いるのか。猿だってもっとみている。
今も雨が降っている。