今年も8.6ヒロシマ平和へのつどいが開かれます。
「被爆・敗戦75年 今、問われる民主主義」
第一部 問題提起
◎「被爆・敗戦75年ヒロシマから」 西岡由紀夫さん(ピースリンク広島・呉・岩国)
◎「2020年 朝鮮半島をとりまく情勢」 尹康彦さん(在日韓国民主統一連合広島本部副代表委員)
第2部 記念講演
◎「危機の時代とナショナリズムに躓く民主主義」 小倉利丸さん(批評家)
日時:2020年8月5日(水) 18:00-20:00
会場:広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟5階研修室ABC(広島市中区袋町6-36)
参加費:1000円
注意:新型コロナウイルスの感染状況によって変更ありえます。下記HPを参照。
主催:8.6ヒロシマ平和へのつどい2020実行委員会
連絡先:℡090(4740)4608
E-mail 86tudoi.hiroshima@gmail.com
HP http://8-6hiroshima.jpn.org/tudoi/tudoi.html
◎呼びかけ文
私たちは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの最中に被爆75年を迎える。この現象は、命より経済を優先させる政策が、公衆衛生体制を破綻させていることを明らかにした。安倍政権は、市民に対し、監視社会・同調圧力・他者を排除する風潮を更に強めた。
日本社会は、日本軍国主義によるアジア太平洋侵略戦争の加害、アメリカによる広島・長崎への原爆無差別大量虐殺の責任、天皇の戦争責任を追及してこなかった。その根底には、民主主義と共存しない天皇制を維持したアメリカの被占領国家として「戦後民主主義」が始まったことがある。
私たちは、広島・長崎の被爆と世界の被爆の経験から「核と人類は共存できない」と訴えてきた。トランプ政権はINF(中距離核戦力全廃条約)を昨年8月に一方的に破棄し、来年2月には「新戦略兵器削減条約」を失効させ、使用可能な小型核兵器の開発を強行している。安倍政権は、核兵器禁止条約に反対し、沖縄の新基地建設を強行し、福島原発事故による被害を隠蔽し、今なおアメリカの核攻撃・原子力体制に依存し、原子力政策を推し進めている。
私たちは、長崎・福島・沖縄・朝鮮半島・アジアの民衆と連帯し、民主主義・平和主義に立脚して、命と尊厳が守られる社会、北東アジアの平和を創ることを被爆地ヒロシマから訴える。
◎8月6日の行動日程
7:45 グラウンドゼロのつどい(原爆ドーム前)
8:15 追悼のダイイン(原爆ドーム前)
8:30 8.6広島デモ出発(ドーム前から中国電力本社前)
9:15 脱原発座り込み行動(中電本社前)
◎今年は参加できませんが、いつも心を寄せています。(やまひで)