2024年11月28日(木)曇り 勝連半島ホワイトビーチに行った。
今日も海軍岸壁に、米国海軍原潜補給艦AS39「エモリー・S・ランド」と原潜SSN757「アレキサンドリア」が停泊している。
9:55 25日に左に停まっていた巡洋艦レイク・エリーは居なくなっている。
10:02 手前は海上自衛隊の掃海艇MSC691「ししじま」だ。ここ沖縄基地隊所属。ついでに書くと、沖縄基地隊は佐世保地方総監の傘下にある。「ししじま」などのここの掃海艇の動きは、佐世保地方総監の指揮命令で動いているのだろう。
10:03 左奥(南東)にある津堅島トマイ浜を望む。私が注目しているHOS・Resolutionはきていない。まだ那覇軍港に居るのだろうか(11月24日那覇軍港に停泊していた)。
10:18 海軍警備艇が今日も居る。原潜等防衛のために機関銃を船首に装備している。
10:21 海上保安庁放射線調査船MS03「かつれん」が中城保安署からでてきた。
ワイドで見ると、「かつれん」はこのラインを通過した。10:22
原潜、警備艇、その奥だ。航跡が残るから鮮明にわかる。EMORY.S.LANDの全長は198mだから、まず100m以上離れたラインを通過している。
10:28 「かつれん」があっさり戻っていく。
10:39 陸上自衛隊勝連分屯地に、ミサイル関係の発射機やレーダーは出ていない。25日、ここに発射機がでていたので、私は驚かされた。
10:44 陸軍岸壁手前で今日も屋部土建が作業中。テトラポットを台船に移している。
11:29 動きがあまりないので、手持ち無沙汰だ。要は飽きてくる。辛抱、辛抱。
11:30 彼等も飽きてくるのだろうか? 警備艇は交替するようだ。
私は一人だから交替不可。
11:34 海軍警備艇が戻ってきた。船首に居る彼は、着岸要員。機関銃がはっきり見える距離。
13:44 今日は雲の変化が激しく、海などの様子が激しく変わる。
こんなブツを「絵」にしようとすると、かっこよくしがちなので気をつけているのだが、暇だとついつい。
余談ながらフォトグラファーであることと、基地監視は矛盾することもある。
13:50 今日も朝日観光のバスが来ている。2隻の乗員が少人数づつ休養に街に出る。
もう数日、この2隻は、ここに留まるだろう。
しばらく動きがなかったので、省略。
15時に私は移動。
児童公園を出て、海側へ。
ここは市民も通行できるが米軍施設内。「米軍は、当区域内におけ盗難及び事故、または自然起因による怪我・損害等に対する責任を負わない」と強気だ。15:01
15:02 かたや、うるま市が「土砂崩れ」「通行止め」等と掲示している。
米軍が責任を持たない以上、うるま市が管理しているのだろう。両者の関係を詳しく調べてみる必要があるだろう。
さっさと与勝高校の脇まで歩いた。実はチョウチョの撮影をしたのだ(②)に掲載予定。
16:07 海上自衛隊の戦闘艦はDD118「ふゆづき」だった(手前)。
よく見えないな。仕方なく逆戻りを決意。
16:30 実は先ほどこの場所を通過したのは、先客がいたので、遠慮した。
奥から「EMORY.S.LAND」、「アレキサンドリア」、「キャロリン・シュエスト」、「ふゆづき」。
この4隻がホワイトビーチに居る意味合いは、深く、謎だらけ。
16:31 EMORY.S.LANDは強風を避けるためか、クレーンを横に下ろしている。こうなるのか。
16:31 サクサク撮る。DD118「ふゆづき」は第3護衛隊群第3護衛隊(舞鶴:京都府)の戦闘艦(駆逐艦)だ。
対空攻撃のためのイージス艦防護のための護衛艦だそうだ。第3護衛隊に、イージス艦DDG177「あたご」と同DDG175「みょうこう」がいるので、この2隻をバックアップする。今は単独寄港だが、この2隻は周辺海域にいるかもしれない。
16:32 近いと全部入りにくいので、前と後ろみたいに分けました。
米軍基地内に戻ってきた。「警告板」と監視カメラ。16:40
16:47 児童公園の坂を上りながら、振り返る。ちょうど夕日が当たっている。
本日は、これでおしまい。
●帰宅後調べた。(うるま市のHPから)
原潜が岸壁に停泊したのは、この10年で、2015年1月6日~9日ルイヴィル、同5月7日~11日ハンプトン、同12月24日~29日プレマートン、
2016年1月8日プレマートン、3月4日シャルロット、3月9日同、2017年7月7日コロンブス、2018年1月4日プレマートン、23年1月26日ハンプトン、23年12月1日~2日サンタフェだ。
なお、私はうるま市の防災広報対策部危機管理課に問い合わせた。彼曰く、今回のように原潜と同補給艦がつるんで来た記録をとっていないので、不明だという。
●ということは、今回の2隻のつるんだ寄港は、特異なのではないか。対中戦争への備えの強化になるのではないかと、私は疑い、危惧している。うるま市民が、沖縄県民が、こうした蓋然性を座視してはなるまい。
私は継続的に監視していくつもりだ。