2024年11月12日(火)曇り
勝連半島の米国海軍基地ホワイトビーチに入ってきたHOS・Resolution(沖合補給船・多目的船)がホワイトビーチを拠点にして、船尾型揚陸艦の開発が始まっているようだ。私は11月12日も行ってみた。
左側の海軍岸壁に3隻と右の陸軍岸壁に1隻。例のHOS・Resolutionは、小型船の船着き場沖。11:33
望遠で撮れば、こうだ。11:34
海軍岸壁に今日も3隻もいる。11:34
左は米国海軍ミサイル駆逐艦「デューイ」だ。横須賀を母港にしている。満載排水量9648トン、長さ155.3m、幅20.1m。ミサイル駆逐艦・巡洋艦がホワイトビーチに集まっているのは、朝鮮民主主義人民共和国の弾道弾ミサイル発射などへの監視・威嚇のために来た帰りだろうか。右の奥が同ミサイル巡洋艦「レイク・エリー」(母港:ハワイ・真珠湾)だ。11月10日もいた。
右手前が海上自衛隊の掃海艇、違った多用途支援艦AMS4303「あまくさ」だ。掃海艇の「ししじま」「くろしま」は、基準排水量510トンだが、こちらは980トン、長さ65m、幅12m。この距離からだと余り違わずに見える。この位置に居ると、つい掃海艇だと私は思ってしまった。
あれ、動いている。低速進行でバック。小型船埠頭に入ってくるようだ。11:37
波も殆ど立たず、エンジン音もほぼ聞こえない。本日の風向は北風なので、こちらからは聞こえにくいものだが、静かだ。
海軍岸壁の右側。4303「あまくさ」と巡洋艦レイク・エリー。11:37
ちなみに「あまくさ」は佐世保地方隊傘下の佐世保警備隊所属。なお、ここ沖縄地方隊も佐世保地方隊の傘下。組織としては、ここにきても不自然ではない。しかし多用途支援艦は、艦艇からの射撃訓練の支援(標的を扱う)などに従事しており、戦闘艦とつるんでいれば、そうした演習の後か、前だろう。私には歓迎できない。
11:43 ミサイル駆逐艦デューイ。こうした戦闘艦が沖縄島・ホワイトビーチに増えてきたのは、明らかに対中・朝・露を意識した態勢のせいだろう。
11:52 入ってくる。
11:53 陸軍岸壁にいる自衛艦。番号見えず。艦艇の形からすると、DDあきづき型ではないか。10日はDD116「てるづき」(母港よこすか)がいたばかりだ。これが戻ってきたのか、入れ違ったのか。釈然としない。
11:54 入ってくる。それにしても音も微かだし、波は超穏やかだ。
11:59 入ってきた。甲板員が右の柱(固定具)の台に立ち、進行を指示しているのだろう。多分反対側の柱にもいるはずだ。
12:05 後方の固定具(柱)は海底に下ろされたようだ。前よりも有意に下方にある。前方はおろしていない。
12:12 甲板員はいなくなっており、船は止まっている。これからランプエイが動くはずだ。
斜めに動く。12:27
12:28 ここから左手前方のランプウェイが鉄鋼のロープで引き上げられる。
12:29
12:30 ほぼまっすぐになる。
12:31
12:33
12:36 下ろされていく。このランプウェイの全長はどのくらいあるのだろうか? 30m~40mぐらいありそうだ。
この船の全長が76m余りだから。
なお私が立っている地点は高台の最右翼(側)。ここは撮影可の限度かな。
場所を左に移動。
携帯会社の鉄塔を挟んでわずかに見える。12:41
12:43 先端が岸壁上に着くようだ。
実はこれ、妙技を使っている。普通に撮れば、手前の葉で奥を見ることができない。風を待つ。葉が揺れ、邪魔な葉の位置が下がるのを待って撮る。妙技だろう。
13:12 ランプエイがあげられた。
下ろされた。13:22
13:23
13:43 ここで後方の固定具をあげる。
13:50
出て行った。13:55
13:56 固定具(柱)に「秘密」があるようだ。
波紋が出ている。
14:00 左折した。ガスがかかり、視界が悪くなってきた。
船は津堅島の脇を経て(右折)、那覇軍港に戻るだろう(未確認)。
14:01 ごらんの通り。
私が居る高台にも雨が降ってきたので、私は引き上げる。