2022年9月15日(木)晴れ一時雨
さてと普天間基地観察の展望台、嘉数高台に上がります。普天間基地の南西から約1200mに位置します。
嘉数高台公園入り口。あの青いのが展望台。13:26
階段をまっすぐに上ります(迂回路もあります)。
展望台3階から。普天間基地駐機場。手前にMV-22オスプレイが10機。奥の右に1機で、11機。
UH-1ヘリが2機、CH-53ヘリが2機です。13:43
MV-22は折りたためるので、コンパクトになり、数えにくい。なお、ローターが小さく、プロペラが大きいので、基本、上に上げています。ローター=プロペラです。水平翼では地上では動けません。プロペラが地上でガツン!
後方からCH-53大型ヘリが飛んできた。南側から来て右旋回。14:10
後部ハッチが開いている。
嘉数展望台を南から北側へ、北東へ回りこむ。後部ハッチあいてる。14:11
よしくるぞ!
ほぼ真横に来た。展望台から約300m。CH-53。補助タンクを2個つけている。14:11
滑走路に向かう。ハッチの開き具合が完全にわかる。14:11
14:11 ここいらは嘉数3丁目、1丁目、大謝名3丁目の頭上です。むやみに開いたままの飛行はやめてください。
どこをとんできたのか確実ではないが、西原町、浦添町、宜野湾市上空です。下に住民が暮らしています。
しかし軍隊にとって、下の住民のことなどナンセンスなのです。軍事作戦上必要ないことは度外視。これが軍隊です。
だから事故は起こり続ける。軍事という次元と、住民が暮らす次元はまったく違う。ここを無視した「よき隣人」はありえない。
滑走路の上を飛ぶCH-53。ハッチ開いている。14:11 奥に出て降ります。
暇です。いいことです。
イソヒヨドリ。オス。展望台の手すりに。14:43
小型ジェット機UC-35Dサイテーションが普天間基地に降りる。14:49
小型輸送機UC-12Wヒューロン。離発着訓練。何回かやっていました。15:26
今日は学生のグループがいくつか来ていました。何しに来ているのかわからないグループ、きちんとお話しできる人がついているグループさまざまです。私が臨時講師引き受けますよー(撮影が暇なタイミングならば)。
ひまだなぁと新書を出したところ、後方(南西方向)からヘリの音。カメラをとって、180度頭を左に。
展望台の北側を通過していく。機体の奥にも空が見える。全開です。このHH-60は空軍の救難ヘリ。ドアはスライド式。任務中ならば、ドアを開けて、救難士が海に降りて、撃墜されたパイロットをロープで引き上げる。だから全開できる構造。だからといって市街地の上を足を垂らして飛ぶのか! 激怒! 15:52
15:52 足をぶらぶらせている。滑走路に向かいます。ここから約300m先を飛んでいる。
15:52 MV-22などは時々モノを地上に落としています。人であれ、モノであれ、落とすな・落ちるな!
上空を飛ばれると、こうは上手く中を撮れません。私の目線よりやや高い位置なので、見えてしまった。
嘉数高台展望台から北西に約300m。
15:52 普天間基地の滑走路に向かう。しかし降りなかった。危険な「遊覧飛行」を嘉手納基地方向に飛び去った。
沖縄の空は米軍のものではない。いくら米軍は地位協定で出入り自由だとか言っているが、横暴は際立っている。日本政府が米軍特権を認めすぎている。地位協定の根本的な改訂を行うべきだ。冗談じゃない!
普天間基地上空を飛ぶAH-1攻撃ヘリ。2機で飛んでいた。15:57
普天間基地上空を飛ぶUH-1ヘリ。16:22
UH-1、2機が降りる。駐機場にはMV-22は6機になっている。オスプレイは私が来てから飛んでいないので5機は格納庫に入ったようだ。16:22
物静かな移動に注意だな。
16:48 30人ぐらいの学生がいなくなり、ほっとした。普天間基地と北谷沖(左)。
ここを飛んでいるのだぞ。16:48
確かに福岡空港も360度市街地と隣接しており、ひやっとすることがある。だが足ブラでの飛行やハッチ全開での飛行はないずだ。あそこは軍民共用空港であり、要注意ではある。
嘉手納空港を飛び出したP-8対潜哨戒機。北西に離陸。17:03
展望台の北側から撮影。17:04
電話中CH-53がまた南から飛んできた。うるさくて電話の音が聞こえない。
電話を終え、振り向いて撮る。CH-53。17:18
普天間基地上空を飛ぶCH-53。後方ハッチ開いているぞ! 17:19 性懲りもない連中だ。
私は帰ります。
展望台を降りた。「反核・軍縮平和宣言都市ー宜野湾市」が泣けるな。17:26
「辺野古移設」を唱えて再選された松川正則宜野湾市長にもこうした事実を認識していただきたい。宜野湾市民に認識していただきたい。危険は宜野湾市民だけの問題ではないはずだ。ハッキリ言うが、地域エゴに振り回されていたら、解決の出口を見いだすことはできないのだ。