◎私が集会案内を載せるのは、何ヶ月ぶりのことだろう。私が知り得た範囲で、載せるべしと思うものは、今後掲載していきたい。ただ自分で毎日リサーチしている暇はないので、「私が知り得た範囲で」になるし、その必要性があると判断したものとなる。極限定的であることは、ご承知願いたい。
第13回口頭弁論
日時:2021年11月18日(木) 13:15 那覇地裁前 城岳公園集合 13:30 傍聴券配布
14:00 口頭弁論(那覇地裁101号法廷)
終了後、報告集会(城岳公園)
辺野古・大浦湾沿岸住民16人が原告となり、沖縄県の埋め立て承認撤回を取り消した国土交通大臣の裁決は、違法だとして、その「取り消し」を求めた訴訟は、提訴(2019年1月29日)以来12回の口頭弁論を重ね、その中で国の違法性、沖縄県の判断の正当性を明らかにしてきました。「原告適格なし」として「門前払い」を求める国に対し、那覇地裁(今年3月まで裁判長だった平山馨裁判長)は国土交通大臣の裁決の違法性を問う「本論」も含めて審理するとし、今年4月に福渡裕貴裁判長に交替後も裁判は続いています。
今年7月6日、いわゆる「さんご訴訟」の最高裁判決で、沖縄県は敗訴したものの、5人の裁判官の内2人が県や県民の立場に立った反対意見を述べたことは、私たち司法の場で闘う者に大きな勇気を与えました。3年近くもの間、毎回の傍聴などで本訴訟を支えてくださっている皆さんも私たちの勇気の源であり、深く感謝申し上げます。
第13回口頭弁論で原告側は、法学者による「防衛局と国交大臣のなれ合いを許した最高裁判決(2020年3月26日)に対する批判」および「行政事件訴訟に関する国の主張に対する反論」を紹介しながら国と闘います。多くの皆様の傍聴へのご結集を広く呼びかけます。
原告団(団長:東恩納琢磨 連絡先:090-7586-3348 浦島)/辺野古弁護団
◎とあるように、第13回口頭弁論は、本訴訟の核心部に入るようだ。この問題は、沖縄県と国との関係を巡る根本的な問題であり、国家権力の前に自治など認めないとする1990年代後半からの政治を問うものでもある。
共に本件裁判の行方を注目し、可能な限り傍聴しよう。闘いはこれからだ!(ヤマヒデ)