おはようございます。2024年1月7日(日) 晴れ
昨日朝から2024年「能登半島地震」について、政府側資料を読み込んできました。A4で150頁余り。官邸、防衛省の資料です。これから石川県などの資料を読み、付き合わせます。岸田政権の今次地震への対応は遅い。私の問題意識は、何故遅くなっているのかについてです。中央と現地の隔絶、多省庁の突き合わせのみで、地元自治体との問題点の共有がなされていない。地元の声を聴く耳がない。そして自衛隊の行動についてです。
大地震の中で、この国の本性が露呈しています。この国の「中央志向・周辺蔑視」は、歴史的に作られてきたのです。植民地主義によって作られてきた。ここで沖縄差別ともつながっているようです。この国の植民地主義とは、1868年の明治維新前後から始まっています。「日本は植民地にはならない、植民地を持つのだ」という確信から。思い上がりです。こうした心性があるからこそ、米日同盟を嬉々として受け入れている。根深い差別・支配の構造。
能登半島に縁がある私が、たまたま阪神淡路大震災の現地滞在中に起きた大地震です。これを無視できない。自分で現地ボランティアに行くことはできませんし、資金援助もほぼできない状態なので、こうした分析を提供できればと存じます。
話しはかわります。
リムピースに以下の記事が出ました。
240106innovator231118 (rimpeace.or.jp)
この INOVATORは、私が23年11月15日に那覇軍港で認めたRORO船です。18日に横浜ノースドックに入っていた。北富士演習場で155ミリ榴弾砲等の実弾射撃演習をやったようです。詳しくは上記ページを開いてください。
平和を創り出すことは、住民自治なしには不可能です。もっといえば、独立です。「属国」ではあしらわれるだけです。