いよいよ2021年10月か11月に衆議院選挙がありますね。皆さんは、「今度こそは」と思っていることでしょう。でも私には悲観的な見方しか出来ません。野党共闘は進んでいないし、政権を変える展望が熱気が伝わってこない。あと、2,3ヶ月後のことですぞ。
また、「Go to 選挙」の動きもありますね。この東京でのチラシが届きました。一例(清瀬市民連合のちらし)ですが、これじゃ駄目だと私は考えます。
冒頭が「どんな国にしたいですか?」。こう説いて、答えが返ってくるような人なら、皆さん投票していますよ。ぽかんとされる人に響くものでなくては、ナンセンス(無意味)です。
ですから、選挙への関心のイメージアップと私たちの政策を分けなければ駄目でしょう。確かに「あなたが関係ないつもりでも、すべてあなたに返ってくるのが政治」です。こうした「論理」が理解されればよいですが、日々の暮らしと政治は、徹底的に壊されています。「論理以前のなーるほど」を喚起できなければ、人は変わりません。「変える」のではなく、「変わる」のです。
私もこの難題を解けていません。ですから、本当に選挙なんか行ったことがないという人を探し出して、話してみるしかないのではありませんか。どうしたら、そうした人と接点が持てるのか。例えば、高校生。高校生はまだ投票する経験をもっていない年代と、いる年代がまざっていますが、いずれにしても未熟。だから新鮮な議論が出来るかもしれない。こちらの能力がためされます。
「国民の痛みのわからない政府」、「国民の声に寄り添う政府」、「未来に希望をもてるそんな国」、「戦争をしない平和な国」も「あなたの一票です」とありますが、こうしたことばもわかったようで、わからない。わかったつもりになっている自分と、自分たちと議論し、否、話し合い、もちろん、選挙に行ったことがない人たちと、行ったけど諦めているという人たちと話し合い、選挙に行こうの道筋を探し出しましょう。
あと余談ですが、バックに使う写真ですが、もうすこし明るいものがいいのじゃないですか。地元の誰もが知っている場所とか。あ、あそこかとか、あ、その話かとイメージできるもの。何らかの形で接点を探しましょう。