おはようございます。今日も朝が来ました。生きているって事です。昨日の新聞で知ったのですが、2月11日、国道330号線の浦添市伊祖トンネル近く(浦添運動公園そば)で多重事故が起き、2名(20代のお母さんと1歳のお子さん)が亡くなり、運転手が重体、3人が負傷した大事故が起きています。これはトラックが中間分離帯を越え、反対車線に飛びだした結果の事故です。ぶつけられて亡くなった方、負傷した方の責任は全くない、一方的な事故です。この現場は、私も度々通る場所であり、他人事ではないのです。
今日の新聞に、後追い記事が出ており、トラック運転手は意識を失い、蛇行運転したあげくの事故ではないかと、警察が調べているそうです。労働環境による事故は散見されますが、私が沖縄に来てこれほど激しい交通(自動車)事故を知ったのは初めてだと思う。ブレーキを踏んだ痕がないというのですから、運転手が意識を失っていたとしか思えません。
こんな事故にあい、命の営みを遮断されたのでは、堪ったもんじゃない。お悔やみの言葉を捧げる一方、運転手と会社の責任を厳しく問うべきです。特に労働環境の問題を改善しなければ、いつふたたび同じような事故をおこすかわからないのです。恐ろしい。
一方で昨日の紙面には、米兵による強制わいせつ事件が大きく取り上げられていました。歩いていた女性を路地裏に連れ込み、犯行に及んだらしい。那覇市内の繁華街でのこと。コロナ禍での外出禁止の中での夜遊び、飲酒してのことらしい。
私は今回の上陸演習の取材で改めて思ったのですが、武装米兵が私たちの前に出てきて、撮るなと言ってきたり(2月4日)、金武湾の真ん中でLCAC(エアクッション型上陸用舟艇)がスピン航行する(2月9日)とか、ありえないことがおきています。スピン航行と言えば可愛く聞えるかも知れませんが、デカイ船がコマのように自転するのです。波飛沫を10m以上揚げながらの暴走です。こうした常軌を逸した行動は、1945年から続いてきた占領意識が米軍・米兵から抜けていないからでしょう。72年以降も日本政府は毅然とした態度をとってこなかったからです。こうした奢りが、差別が様々な犯罪に陰をおとしているのじゃないでしょうか。
私たちが黙っていたら何が起きるか分からないのです。朝から陰気な話ばかりになりましたが、これから頑張ります。