本日は2020年12月28日(月)年の瀬だ。昨日から書いていた一本を書き上げた。これが発行されるかは不明だが、自分なりに少しすっきりした。
この国による「変更承認申請」を沖縄県が「不承認」する2021年となることは明らかだ。だからこそ、これを私たちが共に押し返していく力をもたなければ、ならないのだ。
私が書いたのは、この国は何故「辺野古」が「唯一」というのか、これを考え、どうしたら押し返せるのかを考えていこうとするものだ。
名護の場合、新基地建設の地元ということがあり、変更承認申請に市長が意見を表明できる。これが既報の通り、こけている。否、中央政府ベッタリで誕生した渡具知武豊市長なので、この影響(彼らにとっては負)は大きくなるはずだ。ここで私たちが名護市政に何を仕掛けていくのか、これが問われている。宜野湾市民共々打って出る必要があるだろう。
沖縄では来年1月に宮古島市市長選、2月に浦添市長選、4月うるま市市長選と続く。この3つの選挙でどうなるのか、オール沖縄勢力が画期的な前進ができるか、後退するのか、私たちは大きな分水嶺にたたされている。
日本政治は、このままグダグダいってしまうのだろうか。屋良朝博衆議院議員(沖縄3区)が主張しているように「政権をとる」気概と戦略がなければ、このままでは覚束ない。まずは安倍晋三を証人喚問に呼び出せなければ、ダメだろう。ここは野党に頑張っていただくしかないが、ウソの王国を作りあげた安倍政治を許さない市民の怒りが爆発しない限り、難しかろう。
安倍政治の鋭いところは、政治に国民的な無関心を誘うところだった。彼はタダのバカではないのだ。アベノミクスも安倍語も政治から無関心を引き出すツールと言えるだろう。
私が常々言っていることだが、地域(自治)政治から変えるしかないと思っている。地域政治と国政とをダブらせない限り、政治リアリティをもてないだろう。私たちひとりひとりが、主語になることが、問われているのだ。年の瀬にほのかな可能性と困難性を思うのだ。
来年遣るべき事が多数あるようだ。