ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

出水のツルよ、永遠に!(20230105-②)

2023年01月14日 | 旅の記録

2023年1月5日(木)➁ 晴れ

 宿の朝食を済ませて、一休み。

宿の窓から。8:24

宿から楽して見れる贅沢。申し分ないというか、ガッツが緩んでしまう。

宿の支払いを済ませて、宿の窓側の外に出る。

すぐそこに(3mぐらい)こいつがいた。タシギだ。懐かしや。9:22

嘴を突っ込んでいる。9:22

9:23

再び。9:23

逃げず、食べるの優先。

ナベヅル。中央左がこども。穏やかだな。9:25

こうした稲の襞が設置されており、野鳥と人の世界を分けている。平和共存か。9:37

ツル観察センター側に出る。ラムサール条約の看板。皆さんよく読んでね。9:44

ラムサール条約は主に水辺の野鳥保護の条約。人間の横暴を戒め、お互いを尊重し合う。ここのツルの越冬地は「国際的に重要な湿地を特定するための9つの基準」のうち、4つの基準を満たしており、ラムサール条約の登録湿地に認定されている。①絶滅のおそれがある種や群集を支えている湿地、➁動植物のライフスタイルの貴重な段階を支えている湿地、または悪条件の期間中に動植物の避難場所になる湿地、③定期的に2万羽を超える水鳥を支えている湿地、④水鳥の1種、またはⅠ亜種の個体群で、個体数の1%以上を定期的に支えている湿地。

 ただしご覧の通り、2021年11月に指定されたばかりだ。ようやっと指定されたのは、以前からの地元有志による働きかけがあったからにちがいない。しかし条約であって、国際的に認知されているのだから、「令和」はないでしょう。「2021年11月18日」と書いて国際的に通用する。中国やロシアの繁殖地があっての越冬地だから。越冬地があっての繁殖地。渡り鳥には国境はない。相互の協力がなければ、自然を守れない。戦争をやっている場合じゃないのだ。

マナヅルの家族。9:57

マナヅル。9:59

私は帰ろうかね。

10:00 仲よしだね。

マナヅルが飛んでいく。10:00

見送ってくれているのか?

10:13 ナベヅル。右はお子さん。

ファミリーは楽しそうだ。10:16

10:16

昨夕、ツクシガモがいたところに行った。カモたちはおらず、このタゲリが1羽。10:20

予定より早めに引き上げる。

マナヅルの親子にバイバイ! 10:29

さようなら!出水のつるの里。10:33

「また会う日まで!」かな。ツルと共にの志が永遠に続きますように。世界の平和がもたらされますように。

 

ここから野田郷まで歩いて70分ぐらいだった。正午前に昨日のお店に着き、一休み。タクシー代金が1760円だったことを教えた。そうしたら空港行きのバスはここの奥の道路を通っているから、直接乗ればいいと、教えてくださった。お陰様で予定より早く鹿児島空港に着いた。感謝でした。

 

 



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