ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

伊達判決60周年記念 真の事件を問う(191020)

2019年10月20日 | 歴史から学ぶこと
遅くなってごめんね。本日です。
「伊達判決から60年。戦後社会の大きな分岐点となった60年安保を、ひとつの事件として捉え、知られざる真相と『伊達判決』の意義を再照明する。文士たちによる反骨精神の脈流を喚起しつつ、今の『ペンの力』のあり方について考えてみては如何だろうか。」とある。

日時:2019年10月20日 13:00から16:30
会場:砂川学習館講堂(立川市立川駅北口路線バス①③番停留場から砂川④番下車徒歩1分)
資料代:500円
主催:砂川平和ひろば
問い合わせ:砂川平和ひろば 042(536)3167

「米軍駐留は違憲とする伊達判決(59年3月)は当時の日本列島を震撼させた。しかし『60年安保』と『憲法改定』を政治目標とする岸信介首相らに判決は破棄され、伊達は判事を辞職し、弁護士に転向を余儀なくされた。(以下転載略)」

プログラム
第一部 映像資料鑑賞
◎『60年安保と岸信介ー秘められた改憲構想』
◎『反骨精神の脈略ー伊達秋雄と文化人たち』自主制作スライド(砂川広場)
第2部 時代の証言と自由討論会
◎ある女学生の証言(加藤克子:木を植える会代表)
◎向こう側から見える世界(山中幸男:救援連絡センター事務局長)
◎自由討論会

ヤマヒデから一言
 私が東京にいたら必ず駆けつける集会だ。但しこの流れは単なる歴史に留まらない。今に引き継がれている現実だ。立川基地拡張を止めた砂川闘争は60年反安保闘争と共に一時代を築いたが、大衆には「アカシアの雨がやむとき」で洗い流されてしまったようだ。だからこそ時代を、事件に再照明をあてるべしだ。しかしちらしにある年表の一行にも、沖縄を巡る事実関係がでてこない。沖縄を巡る問題に焦点を当ててこそ意義があるのに、誠に残念だ。
 田中耕太郎最高裁長官による伊達判決の破棄(ひっくり返し)は、米国による差し金だった。ここに「戦後日本国家」の恥部が隠されている。沖縄を無視し差別する心が培われてきた。
 今、安倍政権の時代に岸信介を問うことは、孫と祖父を串刺しにすることであって、超重要な局面にある。繰り返しになるが、沖縄を問わずして、戦後の日本もないのだ。ここを自由討論で展開してほしいものだ。60年反安保世代は頑張りましたでは、ダメだ。今日の論者は十分に理解していると思うけど。ここをよろしくお願いいたします。


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