2021年7月2日(金)曇り 朝7時代に善通寺駅に下車。自衛官が戦闘服で通勤している風景があちこちでみかけた。バイク・自転車・徒歩・乗用車など。
善通寺(お寺)の中心街に行く。
善通寺を中心に見たらこうらしい。善通寺駐屯地は真ん中の地図の右の欄外。8:10
善通寺入り口。「五岳山」とある。8:12 中に入ってみる。
巨大な楠だ。高さ30m、幹の根元の周囲は5mぐらいか。目視なのでアバウト・アバウト。8:14
一旦外に出る。
寺沿いの濠に睡蓮。8:26
定番だが、ある「季節」を思い出す。8:28
上野不忍池(東京)。6月反安保行動の季節。ともかく行きます。展望台に上がる。
善通寺駐屯地展望台(香色山)へ。約1000m歩く。8:45
到着。煙い空だ。9:09 高さ130mほど。丁度駐屯地が見えるのだ。眼下の一角と左上の赤煉瓦の一帯。
上の写真の右上。トラックや装甲車の類いが見える。9:09
左の体育館のアップ。大型トレーラーが置かれている。73式特大型セミトレーラー 積載量40トン。戦闘機動車(25t)も載せられる。9:10
それにしても静かだ。どうしたのだろう。
色々。奥の部隊は近距離射撃訓練(基礎)。9:18
左奥。戦闘機動車が15両。シートの隙間から砲塔がみえる。ほぼ全部いますね。9:18
右手前のシートの中は、120ミリ迫撃砲。9:24
併せて8門。9:24
29名。女性自衛官もいる。何の行進だ? 戦闘訓練でないことは確か。9:31
グランドの左奥ではトラックの走行訓練。10:00
96式装輪装甲車が走ってきた(右へ)10:16
ぐるっと回って駐車し、カバーをかける。だけか。10:38
ここに置かれている5個は何か? 10:59
赤い隊旗を先頭に行進。20人。オイッチニ・オイッチニ。11:17
暇なので再度全景。11:37
静かすぎる。
駐屯地西側と水田地帯。左のこ山が鶴ヶ峰(129m) 11:38
ほぼ3時間粘ってみたが徒労に終った。静かすぎる駐屯地も不気味だ。
下の水田に下りたらアオサギが居た。飛ばない。12:28
駐屯地沿いに出て
16式戦闘機動車 真正面から。フェンスが全く入らなかった。12:49
護国神社前に
護国神社に総本山善通寺から「金一封」。しかし金額別に並んでいたから100万円だろう。12:58
弘法大師の教えは如何なるものだか知らないが、国家(天皇)に命を捧げた兵士を「命(みこと:神)」として祀る護国神社に「金一封」が意味するものは何か。薄ら寒く思う。
ところで、静かな善通寺駐屯地だったのだが、原因が分かりました。6月24日~7月11日まで米日共同訓練「オリエントシールド」に、ここの主力部隊がでかけているのだ。第14旅団ツイッターなどにそうあった。この演習の詳報は不詳だが、報じられているところによれば、両軍で約3000名。北は北海道の別海演習場から、中部方面隊は滋賀県の饗場野演習場等で。ほかにも奄美大島でもやっている。中国を仮想敵とした演習だ。
しかし戦闘機動車が、ぜんぶここに居ることを考えると、一般的な演習というよりも、様々な戦闘モードを組み合わせた連携演習のようだ。第14旅団のうち、第15即応機動連隊、第14特殊武器防護隊(核・化学・生物兵器対処部隊)、第14通信隊などが出ていることは間違いない。また第14偵察隊、第14後方支援隊も出ているだろう。
事後報告を収集し、分析したいところだ。