おはようございます。2024年9月8日(日)曇
三重県津市から帰ってきて、まだ調子が戻らない。そのせいもあって、残照三昧となっている。その度に変わる姿を少しでも印象的に撮ろうと腐心している。自然とはバリエーションに溢れていると感嘆する。そこに人工物をもってきたら、その粗雑さに愕然とさせられる。
昨夕、波音を聞きながら撮っていた。落日・残照と、静かな波音はさほど関係ない。波音は波が打ち寄せる際の形に反映するが(視角と聴覚)、暫し撮影を無視して、過ごす時間があってもよい。もっとも油断していると撮影チャンスを撮り逃がすこともある。
ここは周囲に誰も居ないから、余計な気を回す必要がない。この場所のいいところだ。集中できるから。気持ちを合わせる。昨日も一昨日もサンダルで行った。運動靴がいよいよぼろになってきた。フラットであるべき底が歪んでいる。3年も使えばやむおえない。買い換える。
身体の歪みを点検する。朝、夜、鏡の前で点検しよう。細かい話だが、重要なことだ。
それにしても自民党の総裁選、立憲民主党の代表選をみていて、誰がなっても変わらないと思う。自民党については当然だろうが、立憲民主党も50歩100歩だ。彼らが彼女が、何処を見ているのか、分からない。「政権交代」を掲げながら、第2自民党だ宣言してどうするのだ? 原発廃止すら言わない多くの候補者。野党共闘も、保守ににじり寄るだけだ。連合とびったりでは変わらない。まして沖縄から視れば、安保体制を問わない代表戦は、終わっている。沖縄に基地を押しつけながら、「米国と交渉する」とか言うだけならば、誰でも言える。どうしようもない。
ただ沖縄の立憲民主党もその姿が見えてこない。沖縄という矛盾の中で、党中央にもの申すことができなければ、ダメだろう。せめて「沖縄を戦場にするな」と言う主張を公然とぶちあげられないかぎり、だめだ。但し軍事に於いて点で見ていたら、だめだ。沖縄から視るとは、日本の各地から見る、アジアから見ることでもなければ。ただしどうしても目で見ているだけでは、点となり、ここだけになる。点・ここだけを常に広げる努力が、認識が不可欠だ。
海水は地球を巡っており、大気も地球を巡っている。グローバルに動いている。そういえば、6日夕にあった重そうな石が、昨日7日夕にはなくなっていた。海中に没したのだろう。日々の変動に気づく視点が重要なのだ。変わらないと思っている間に、実はかわっていることがあるから、要注意。私たちは裏側で変わっている姿を見抜くことが必要だ。
権力を握るというリアリティを強めれば、腐っていく。人間のママに、回りをみることだ。波の音も風の音も、人間のママにを刺激する一つの回路となるはずだ。