ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

ヒシクイを観たし、大浦湾に架かる虹を見た(20210110-②)。

2021年01月10日 | 辺野古・大浦湾
2021年1月10日(日)午後 大浦湾側に移動した。揚陸艦はいなかったが、ヒシクイを観ることができるか? 正直ドキドキだった。
二見に向かって旧道を行く。
 
二見集落上から。左がバイパス。右に大浦湾が見える。12:18
小さな花を見つけた。12:22
唸りを上げて走る米軍海兵隊の大型トラック。5両が通った。北部演習場からの帰りだろう。少なくとも100名余りの部隊だろう。12:23
旧道から新道との交差点辺りで。12月11日に入ってきたデッキパージ(左)だ。右はランプウェイ台船。12:34
時間の都合で昼食抜き。大浦を過ぎて。
ツワブキの花だが、これを撮ったのは別の意味がある。13:08
いやね、ここでメジロと目が合ったんだ。私と1mも離れていない距離で遭遇。さすがにメジロは上に飛んだ。無論撮れず。
墓地の手前。いつもみている斜面だが、改めて岩にまとわりつく木の根の凄さ。唸るよ。13:20
墓地の手前に並べられている消波ブロック。このあたりは強い波が入ると路上に波が飛んでくる。この防止策として瀬嵩から汀間の海岸に設置するらしい。この工事は国の委託を受けて県がやっている。嫌な感じなのだが、もしも大浦湾側の埋立工事が始まれば、大浦湾の幅が狭まるのだから、沖合いから入ってくる波は今以上に大きく強くなる。こうしたことを予見した工事ではないのか? 13:28
瀬嵩(せだけ)のお山に上がる。
いるわいるわ。正面がデッキ・バージ。ランプウェイ台船7隻、スパッド台船1隻、クレーン台船2隻、他。動いていないが、異物であることに変わりがない。13:40
13:51 手前のオイルフェンスに止まっているのは民間ガードマン会社の船。このあたりで、ジュゴンの鳴き声が度々記録されているのだ。そこにわざわざいるということは、「来るな」といっているようなものだ。
デッキ・バージと奥は土砂をつんだままのランプウェイ台船。13:52
異物はいるが海は綺麗だ。14:03
お山を下りる。
いよいよヒシクイを探す。「瀬嵩」の25000分1の地図をみれば、私にはこのあたりとわかるのだ。
いました。あっさり見つけた。ヒシクイだ。大型のガン。14:28
今朝の沖縄タイムスに載っていたのだが、まだいた。私がヒシクイをみたのは何十年ぶりか。
嘴の先と足が黄色。14:37
ズタズタ歩き草を食べている。14:39
かなりがむしゃらの食べ方。14:46
14:48 
農道に出てきた。14:51
ここらで引き上げる。
 それにしてもここらは滑走路北東端から約2キロ。とてもヒシクイなどが休める場所でなくなる。非常に敏感な鳥なのだ。オスプレイに低空飛行でもされたら、たまったもんじゃない。沖縄防衛局・この国は心せよ!
大浦を過ぎバイパスに上がる。
デッキバージとランプウェイ台船。15:37
虹がくっきりみえている。15:46
二見と大浦湾に掛る虹。15:48
ヒシクイの後の虹だ。
15:51
雨がパラパラ降っている。でも虹が見えているのだから、まぁいいか。
ラッキーな一日だった。有終の美だ。
虹も言っているのだ。愚劣な基地建設をやめろと。15:52





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