2022年2月8日、那覇軍港での軍事演習が始まった。那覇軍港は港湾と貯油施設ということになっている。そこに軍用機が離発着し、武装兵が降り立つ演習だ。表向き「平和維持」「緊急時避難」とのことだが、基本的に戦争が始まる前後を想定した演習だ。
玉城デニー知事や城閒幹子那覇市長が米軍当局や日本政府の演習を中止するように求めたが、強行されている。これに対して、松野博一官房長官は「主目的に沿っている」と答えたようだ(2022年2月8日)。
10時過ぎ、私は現場に向かう。CH-53の音が聞こえている。
見える場所に着く前に離陸。10:20
後方ハッチが開いており、何かをおろしたようだ。9日のタイムスによれば、海兵隊員約20名が下りたとある。
広いストックヤードに消防車が1台。10:25
消防車はヘリ等の離発着時に待機することになっている。
建物の中から武装兵が約20名でてきた。彼等が第31海兵遠征部隊だろう(31MEU)。10:36
先ほどのヘリから降りた部隊だろう。
米軍消防車(那覇軍港所属)が引き上げていく。しばらく航空機の離発着はないはずだ。10:36
こちらの車両は貨物船から降ろされている(現在進行形)新しい海兵隊の軍用車両のようだ。10:47
後方トラックから有刺鉄線が降ろされている。訓練の準備が始まった。10:50
ただし他の動きはみえてこない。
クレーンで下ろされる軍用車両。10:55
貨物船の名前。船体は青色。11:23
トラックが3台入ってきた。11:43
居並ぶ訓練用の車両(乗用車は別)。11:48
これといった動きがない。
近くにツマグロヒョウモンか。よくみると美しい。12:11
トラック(3台)が右に下がっていく。どうもこの中に「民間人」が乗っていたようだ。13:01
手前に張られた有刺鉄線。
まだ有刺鉄線がおろされている。13:25
有刺鉄線と海兵隊員。14:07
海兵隊員と貨物船の作業現場。
海兵隊員はおのおの武装している。14:55
建物の下に有刺鉄線を張っている海兵隊員。15:05
プラカードを持った「人々」(海兵隊員が扮している)。海兵隊と対峙している。15:06
どうやらシュプレヒコールをあげている。占領への抗議なのか?
海兵隊VS民衆の構図。15:20
今日は下準備とリハーサルか。
しかし港でこうした作戦が行われているきな臭さに私は注目したい。銃口を向けられるのは私たちなのだ。
わたしはここまでと視て引き上げたが、17時頃MV-22が1機着陸したようだ。