「フォトジャーナリズム展三重」2024
山本英夫(ヤマヒデ:名護市在住、フォトグラファー)の
「基地の島 琉球諸島・沖縄島のリアルとこの国の深層」
日時:2024年8月22日(木)-25日(日)10:00~17:00
会場:三重県津市リージョンプラザ3階展示室
主催:「フォトジャーナリズム展三重」(080-5100-5448) 入場無料
写真解説と講演ー8月24日(土)14:00~
8月25日(日)10:30~
この両日は、開館時間中、会場におります。お気軽にお声をおかけください。
会場につきましては、下記アドレスをご覧ください。
「南の島々で今、進められていることを知っていますか? あなたの街は大丈夫ですか??」と問題提起されています。
フォトジャーナリズム展三重は、2010年から三重県津市で行なわれてきました。「真実を知りたいという欲求からこの活動は始まりました」とあり、地道に15年間、継続されてきた三重県津市の有志の本気度に私は敬意を表します。
1989年5月から沖縄に通い始めた私ですが、2010年末、この国が描いた「防衛計画大綱」を読み、驚愕。2013年から沖縄県名護市に居を移しました。沖縄に居ながら、島々を撮ることは、かえって疎かになり、コロナ禍に金欠病も重なり、思うようにできませんでした。
そんな私ですが、私は大胆にもお引き受けしました。私の欠落点を補うためにどうすべきか、私は考えました。自衛隊という軍隊が、島々を移動しながら敵基地攻撃能力を磨いています。これは、民間活力の利用という「国民総動員態勢」の構築にあるのではないか。また、「領土・領海」を守ると言うことは、地下資源を奪い取る(奪い合う)ことではないか。
この国は、軍事緊張を煽り、中国等への敵視が露骨です。その最先端にある琉球の島々を武力で「最前線」に押し上げようとしています。総じて米日同盟の武力を強化し、平和憲法を骨抜きにしてきました。
あの沖縄戦を含む侵略戦争の経験化(総括)を無視してきたことが、今日の事態を迎えたのではないでしょうか。非武装で平和を作り出すことは困難な道のりですが、そうでなければ、武力が大手を振るう。ひとり一人は微力でも、より多くの人々との協働の力こそ,私達の未来を描けます。私は非武装・非暴力の道にかけるしかないと考えています。
今回の写真展をご覧頂き、皆様が考え出すきっかけになれば、誠に幸いです。140点余りの作品を作り出していきます。皆様方のご来場を心からお待ちしています。
厚かましいのですが、カンパをお願い申し上げます。制作費は、主催者からご協力いただきました。しかし制作のために必要な印刷のプリンター(計約4万円)と取材費(約15万円)がどうしても必要です。計19万円。いただいた方に、収支決算書をお送りします。7月時点で、まだ足りていません。
何卒宜しくお願い申し上げます。振込先:郵便振替口座 00150 0 610793 フォトプラザ・ヤマモト
(振込用紙に「写真展協力金」とお書き願います。問い合わせ先 pzyamahide@lemon.plala.or.jp