陳舜臣作の『琉球の風』は全3巻の歴史長編であり、徳川家康が幕府を開いた頃、鹿児島の島津藩が家康の両省のもとに琉球に攻め入り、支配下に置いた時代の話しである。現在も沖縄はアメリカ軍が膨大な面積を基地にし、県民を苦しめているのだが、沖縄=琉球の歴史は他からの侵略を受けつつも、高い文化と平和を求める人々の暮らす島であったといえる。その原点の時代を描いたのがこの作品ではないだろうか。
『琉球の風』をもとにした大河ドラマがNHKで1990年代に放映されたらしいがまったく記憶にない、私は二戸に勤務していた時代で、大河ドラマなどを視ている時間はおそらくなかったのだと思う。
いつもながら陳舜臣の歴史ものは、壮大な歴史の一コマを我々の前に示してくれる。
『琉球の風』をもとにした大河ドラマがNHKで1990年代に放映されたらしいがまったく記憶にない、私は二戸に勤務していた時代で、大河ドラマなどを視ている時間はおそらくなかったのだと思う。
いつもながら陳舜臣の歴史ものは、壮大な歴史の一コマを我々の前に示してくれる。