わが家の田んぼに行くには、樹林の間を通るいわゆる「赤線」を通って行く。途中は他の家の林の中で、道路分に木が覆いかぶさってきてなかなか大変である。
田んぼの近くの土手に「ナルコユリ」が咲いていた。ナルコユリは本州や四国、九州の林下に生える多年草で、緑白色の花を下向きにつける。並んだ花を「鳴子」に見立てたものと言われている。ナルコユリの若芽は、食用になるというがまだ食していない。写真のナルコユリはいつもだと刈り払い機で刈り取ってしまうのだが、入院騒ぎで田んぼの作業が遅れたため、ことしはしっかり花をつけているところを写真に写した次第。