山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『草原からの使者』(沙高樓奇譚)=浅田次郎著

2012-06-28 07:09:09 | 読書
 浅田次郎の『草原からの使者』(沙高樓奇譚)を2005年徳間書店版の本で読んだ。
 浅田次郎は、怪談めいた話を小説にするのが好みらしく、この作品も沙高樓というサロンで語られる怪談めいた話しを4つ載せている。『草原からの使者』のその3番目に掲載された「短編」であり、サラブレッドの育成牧場の主をめぐる話である。親からその牧場を相続するに当たり、中央競馬場で100万円をもとでにした賭けで、主人公はモンゴルから来た人物に、勝ち馬についてサジェストを受け大穴を当て、そこのとで馬主の座を確保することになるという話だ。
 そのほかは、
 『宰相の器』
 『終身名誉会員』
 『星条旗よ永遠なれ』
 となっている。
 大野図書館から借りてきて読んだが、どちらかと言えば私の好みではない。