【フランク・ロイド・ライト展】に
行ってきました!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/23/cbea63f3960583018c35481d5ccf66ea.jpg)
日本では26年ぶりとなる
ライトの本格的な展覧会(巡回展)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f0/015adce09c302bcfa0b02998f09ffe07.jpg)
会場となるのは『豊田市美術館』↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b0/b52ef4cf6888c7adf2139a16a465e1b7.jpg)
この美術館も見たかった建物なので
ワクワクの連続です(笑)
少し坂を上ると見えてきました!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/87/1ef475cc7b3a2ec48eb28224073d560d.jpg)
シンプルで美しい外観。
設計は、谷口吉生(たにぐち よしお)氏
日本の美術館の中で最も美しい、と評される
モダニズム建築の『豊田市美術館』↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c9/9c68621d8eab0e86e5d0918b44482dea.jpg)
そして、これを見るために
やって来ました!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/05/dd559400b63533025f36cb41617f32f0.jpg)
【フランク・ロイド・ライト ~ 世界を結ぶ建築】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/08/e0c66fa8f9f875063352951ade4302b4.jpg)
今年は「帝国ホテル」ライト館が100周年と
いうこともあり
私は、開業日となった9月1日には
博物館 明治村にある『帝国ホテル・ライト館』へ行き、
明治村で企画された展示【特別展 東洋の宝石】を見てきました。
( ↑ それぞれクリックすると記事へ移動します)
さらに、
愛知県常滑市にある
【 INAXライブミュージアム 】にも行き
『帝国ホテル・ライト館 ダイニングルームの柱の一部』
( ↑ ここをクリックすると記事へ移動します)
これを間近で見て感激した!という
そんな経緯があります。
だからこそ!
この【 フランク・ロイド・ライト展 】
非常に楽しみにやって来たのです。
というわけで
前置きが長くなりましたが……
早速、展覧会の様子を。
まず、会場に入る前に係の方から
撮影可能な作品一覧の用紙をもらいました。
作品番号を確認しながら撮影して下さい、と。
中にどんな展示があるのか期待が膨らみます。
展示は大きく7つのセクションに分かれていて、
写真や図面、記録映像、模型、
さらには実物の展示もあり
とにかく盛りだくさん!
写真撮影可能だった作品を紹介します。
リトル第二邸「北の家」窓ガラス ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e3/1f2dc278789325dc231ff448f0658fd4.jpg)
1912年に制作
デザインはもちろん、フランク・ロイド・ライト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/99/a2454d7b5f95cb5fe3b2f9049686fb95.jpg)
ガラス、鉛、木で作られています。
裏側も見ることが出来ました ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c6/76bef56d9c87f99e4ca066bf387b4efb.jpg)
ライトらしい素敵なデザインの窓!
クーンリー・プレイハウス幼稚園の窓ガラス ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/be/1cca88aaf4f31f9f80e71655072371a9.jpg)
こちらも1912年頃で
ガラス、鉛、木で作られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/06/b2a4f8e1de7370a5cdcb40482a9b9068.jpg)
幼稚園の窓ガラスなので
デザインも可愛らしく作られています。
「帝国ホテル二代目本館」
ピーコックチェアとテーブル ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/f9/d0f9e4b837bb064e499e7d0cf04558e1.jpg)
デザインは1913年頃
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/96/966cb3e78778f41a6e65d9f92903978d.jpg)
カシ、ニレ、モミジバフウの材木を使用
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/d1/cbc378c8836733aa39b818036f590a28.jpg)
背面も素敵です!
ピーコックチェアは明治村でも見ましたが
何度見ても良いですよね~!
ドヘニー・ランチ宅地開発計画案の透視図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/a8/beb3fd1bdc6b0c329983907e57c766b9.jpg)
トレーシングペーパーに
鉛筆、色鉛筆を使用して作成
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b1/2a9351d9df8feb3f1f7bd81077a9ce09.jpg)
1923年頃に作られた透視図です。
サン・マルコス砂漠リゾート・ホテル計画案の透視図 ↓
1928ー29年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/41/6ad7214813e0150281e0bffae976c1fc.jpg)
悪条件と思われる環境においても
果敢に計画案の設計をするライト。
その土地に合う建築を、という信念が凄まじい。
他にも
アメリカ式システム工法住宅
リチャード社との共作 C3モデル平面図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/da/df9926278f415487607faf6f0dc8c681.jpg)
同上、外観透視図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/48/879a2a86290b2e98ec412d83bcbe4b1a.jpg)
同上、内観透視図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/55/a342c15a419ee1088fdc65e7bdb1a010.jpg)
ポスターみたいでカッコイイですよね!
そして、こちらは実際に体験できる空間。
ユーソニアン住宅の原寸モデル展示 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/e9/dde88743122a0a7c55fb56e4ba7d9a12.jpg)
天井は低く
レンガ壁があり
安価で高質な住宅、という
ライトが描いたユーソニアン住宅の内部再現
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/91/89b16bc64db551e483eb5af9704c5d31.jpg)
最後に、
こちらは実物の展示です。
ラーキン・ビル 椅子付き事務机 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/9f/5540c01c4cdb5ea35c1a035100b3c914.jpg)
1904年頃
木、スチールで作られています。
ラーキン・ビル 折り畳み式サイドチェア ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/f1/748a727328fd5430ba660106baa24251.jpg)
1904年頃
木、スチールで作られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/25/49bbe0b9e70165dcc3ab08b0f0c17b1e.jpg)
当時にすれば機能的で斬新なデザイン!
あと、
写真撮影が出来ない展示も
とっても魅力あふれるものでした。
中でも印象に残ったのは
なんと言ってもライトが遠藤新、福原氏、羽仁もと子に
あてた手紙です。
ライトが遠藤新(えんどう あらた)に
「遠藤さんには、私が
日本の建築の未来のためにつぎ込んだ
全てを託したつもりであり、
良き手に委(ゆだ)ねることができたと考えています」
そう手紙に書いているのです。
これは遠藤新が読んで嬉しかったろうな、と。
あと、もう一つ
面白かったのがあったのですが、
『ジョンソン・ワックス・ビル』の
樹状柱の耐荷重試験の映像です。
ライトのデザインへのこだわりと
実際に建築として成り立つのか?という、
そんな狭間の試験映像を見ることが出来て
これは、とても貴重でした!
こうしてたっぷりと、
ライトが全身全霊を注ぎ込んだ建築の数々を
私も全力で鑑賞しました。
楽しかった~!!
【フランク・ロイド・ライト展】は
豊田市美術館では12月24日まで。
次は東京、青森と巡回するそうです。
興味を持たれた方は是非!
行ってきました!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/23/cbea63f3960583018c35481d5ccf66ea.jpg)
日本では26年ぶりとなる
ライトの本格的な展覧会(巡回展)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f0/015adce09c302bcfa0b02998f09ffe07.jpg)
会場となるのは『豊田市美術館』↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b0/b52ef4cf6888c7adf2139a16a465e1b7.jpg)
この美術館も見たかった建物なので
ワクワクの連続です(笑)
少し坂を上ると見えてきました!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/87/1ef475cc7b3a2ec48eb28224073d560d.jpg)
シンプルで美しい外観。
設計は、谷口吉生(たにぐち よしお)氏
日本の美術館の中で最も美しい、と評される
モダニズム建築の『豊田市美術館』↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c9/9c68621d8eab0e86e5d0918b44482dea.jpg)
そして、これを見るために
やって来ました!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/05/dd559400b63533025f36cb41617f32f0.jpg)
【フランク・ロイド・ライト ~ 世界を結ぶ建築】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/08/e0c66fa8f9f875063352951ade4302b4.jpg)
今年は「帝国ホテル」ライト館が100周年と
いうこともあり
私は、開業日となった9月1日には
博物館 明治村にある『帝国ホテル・ライト館』へ行き、
明治村で企画された展示【特別展 東洋の宝石】を見てきました。
( ↑ それぞれクリックすると記事へ移動します)
さらに、
愛知県常滑市にある
【 INAXライブミュージアム 】にも行き
『帝国ホテル・ライト館 ダイニングルームの柱の一部』
( ↑ ここをクリックすると記事へ移動します)
これを間近で見て感激した!という
そんな経緯があります。
だからこそ!
この【 フランク・ロイド・ライト展 】
非常に楽しみにやって来たのです。
というわけで
前置きが長くなりましたが……
早速、展覧会の様子を。
まず、会場に入る前に係の方から
撮影可能な作品一覧の用紙をもらいました。
作品番号を確認しながら撮影して下さい、と。
中にどんな展示があるのか期待が膨らみます。
展示は大きく7つのセクションに分かれていて、
写真や図面、記録映像、模型、
さらには実物の展示もあり
とにかく盛りだくさん!
写真撮影可能だった作品を紹介します。
リトル第二邸「北の家」窓ガラス ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e3/1f2dc278789325dc231ff448f0658fd4.jpg)
1912年に制作
デザインはもちろん、フランク・ロイド・ライト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/99/a2454d7b5f95cb5fe3b2f9049686fb95.jpg)
ガラス、鉛、木で作られています。
裏側も見ることが出来ました ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c6/76bef56d9c87f99e4ca066bf387b4efb.jpg)
ライトらしい素敵なデザインの窓!
クーンリー・プレイハウス幼稚園の窓ガラス ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/be/1cca88aaf4f31f9f80e71655072371a9.jpg)
こちらも1912年頃で
ガラス、鉛、木で作られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/06/b2a4f8e1de7370a5cdcb40482a9b9068.jpg)
幼稚園の窓ガラスなので
デザインも可愛らしく作られています。
「帝国ホテル二代目本館」
ピーコックチェアとテーブル ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/f9/d0f9e4b837bb064e499e7d0cf04558e1.jpg)
デザインは1913年頃
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/96/966cb3e78778f41a6e65d9f92903978d.jpg)
カシ、ニレ、モミジバフウの材木を使用
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/d1/cbc378c8836733aa39b818036f590a28.jpg)
背面も素敵です!
ピーコックチェアは明治村でも見ましたが
何度見ても良いですよね~!
ドヘニー・ランチ宅地開発計画案の透視図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/a8/beb3fd1bdc6b0c329983907e57c766b9.jpg)
トレーシングペーパーに
鉛筆、色鉛筆を使用して作成
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b1/2a9351d9df8feb3f1f7bd81077a9ce09.jpg)
1923年頃に作られた透視図です。
サン・マルコス砂漠リゾート・ホテル計画案の透視図 ↓
1928ー29年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/41/6ad7214813e0150281e0bffae976c1fc.jpg)
悪条件と思われる環境においても
果敢に計画案の設計をするライト。
その土地に合う建築を、という信念が凄まじい。
他にも
アメリカ式システム工法住宅
リチャード社との共作 C3モデル平面図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/da/df9926278f415487607faf6f0dc8c681.jpg)
同上、外観透視図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/48/879a2a86290b2e98ec412d83bcbe4b1a.jpg)
同上、内観透視図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/55/a342c15a419ee1088fdc65e7bdb1a010.jpg)
ポスターみたいでカッコイイですよね!
そして、こちらは実際に体験できる空間。
ユーソニアン住宅の原寸モデル展示 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/e9/dde88743122a0a7c55fb56e4ba7d9a12.jpg)
天井は低く
レンガ壁があり
安価で高質な住宅、という
ライトが描いたユーソニアン住宅の内部再現
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/91/89b16bc64db551e483eb5af9704c5d31.jpg)
最後に、
こちらは実物の展示です。
ラーキン・ビル 椅子付き事務机 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/9f/5540c01c4cdb5ea35c1a035100b3c914.jpg)
1904年頃
木、スチールで作られています。
ラーキン・ビル 折り畳み式サイドチェア ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/f1/748a727328fd5430ba660106baa24251.jpg)
1904年頃
木、スチールで作られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/25/49bbe0b9e70165dcc3ab08b0f0c17b1e.jpg)
当時にすれば機能的で斬新なデザイン!
あと、
写真撮影が出来ない展示も
とっても魅力あふれるものでした。
中でも印象に残ったのは
なんと言ってもライトが遠藤新、福原氏、羽仁もと子に
あてた手紙です。
ライトが遠藤新(えんどう あらた)に
「遠藤さんには、私が
日本の建築の未来のためにつぎ込んだ
全てを託したつもりであり、
良き手に委(ゆだ)ねることができたと考えています」
そう手紙に書いているのです。
これは遠藤新が読んで嬉しかったろうな、と。
あと、もう一つ
面白かったのがあったのですが、
『ジョンソン・ワックス・ビル』の
樹状柱の耐荷重試験の映像です。
ライトのデザインへのこだわりと
実際に建築として成り立つのか?という、
そんな狭間の試験映像を見ることが出来て
これは、とても貴重でした!
こうしてたっぷりと、
ライトが全身全霊を注ぎ込んだ建築の数々を
私も全力で鑑賞しました。
楽しかった~!!
【フランク・ロイド・ライト展】は
豊田市美術館では12月24日まで。
次は東京、青森と巡回するそうです。
興味を持たれた方は是非!