【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

【 豊田市美術館 】Vol.1

2023-12-11 | 建物巡り
先日、
【フランク・ロイド・ライト展】を見るために
豊田市美術館に行きましたが

この【豊田市美術館】の建物を見るのも楽しみでした。


設計は谷口吉生(たにぐち よしお)氏。
なんと、谷口吉生氏の父親は
谷口吉郎(たにぐち よしろう)氏なのです。

そう、明治村の創設者である
あの、谷口吉郎 氏です!

親子そろって有名建築家というのも凄いですよね。

豊田市美術館は1995年に開館

↑ この写真では分かりづらいのですが
壁面に覆(おお)われている
モスグリーン色のスレートが
とっても綺麗なのです!

見ているだけで清々しい気持ちになります ↓


建物はシンプルで、水平・垂直が基調となっています。

この場所は小高い丘の上にあり
土地に高低差があるのですが

その高低差をも巧(たく)みに利用して設計がなされていて


それがわざとらしくなく
自然と馴染んでいて、素晴らしい。


↓ 美術館へ向かう導入路もカッコイイ


シンプル・イズ・ベスト!


振り返るとこんな感じです ↓


開館時間よりかなり早く到着したので
周りを気にせず写真を撮ることが出来ました。


このファサードもモスグリーン色のスレートで
覆われています ↓


間近に見ると迫力がありますが
モスグリーンの色合いが和ませてくれます


入口前 ↓


上を見ると、先ほどのファサードがずっと
続いているのが見えます ↓


開館時間になり
美術館の中へ入りました。

展示室へと続く階段 ↓


こちらの館内の階段は
モスグリーンのスレートが!
かっこよすぎる階段です ↓


2階から外へ出た景色
ファサードが続いています ↓


建物の設計が上手いので
2階へ出たのに地上にいる、という
不思議な空間なのです。

大池があり、噴水も ↓


他にもミラーがあったり ↓


でも、なんと言っても
このファサードの存在感!↓


水平に真っ直ぐという
安心感、心強さ、そして展示作品が
守られている、という感じがします。

↑ モスグリーンの色が見えるでしょうか?

せっかくなので
大池の対岸にも回り込んで撮ってみました。


朝日に照らされて美術館が
輝いています ↓


美術館の隣は工事中でした。
来年2024年に【豊田市博物館】が開館する、とのこと。↓

この博物館は
豊田市美術館の景観を損なわないように
設計されているそうです。
設計者は坂茂(ばんしげる)氏。

開館前に撮った大池 ↓


噴水が出る前だったので
写し鏡のようになりました ↓


シンプルで揺るぎない建物であり
展示作品をきちんと守る堅実な建物であり
それでいて、
カッコイイし美しい。

それが【豊田市美術館】。

まだ見所があるのですが
この続きは又、次回に。
お疲れ様でした!


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