【バルセロナ・ロイター2日】
ペルーに巨大な地上絵を残し、謎に包まれているナスカ人は、
1500年前に森林を伐採し自らの滅亡を早めていたという。2日に発表された最新の研究で明らかになった。
英ケンブリッジ大学などの研究者らによると、
この地域に生息する根の長い木が湿度を保ち、葉が土壌の養分となっていたが、
伐採により空気が乾燥しすぎたため、人々が十分な食料を収穫できなくなったことが分かったという。
遠い昔に、あれだけの地上絵を作る技術を持ったナスカ人。
技術や創造物に満足してしまったのだろうか。
現代に生きる私たちも同じ事がいえるのか。
科学や、不便の無い暮らしを求めすぎるあまり、「自然」に目を向ける事が少なくなっているのでは・・。
商売柄、森林減少は大きな問題として捉えているが、
実はもっとグローバルな問題だと思う。