番付け

2009-11-06 | WOOD WORK

「番付け」とは、どの材木を家のどこに使うのか、

材料それぞれの目・背・腹・節・色ナドナド・・。相撲なら、西のナニガシ・東のナニガシ。

材木の場合は、ほノ七、とノ伍、といった感じで

適材適所に振り分けて、

縦番=いろは・・ 横番=壱弐参・・のように番号を付けていくと、何の何番となっていくわけです。

「いの一番」とよく日常会話や、歌詞などにも出てくるのは、この番付けからきている、一番先、一番初め、という意味です。

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上の写真では、和室の化粧柱を番付けしているところです。

図面を見ながら、部屋向き・床の間方向・廊下や入口方向等を考えて、一本一本どの柱をどこに使うか、そしてその柱の四面をどこに向けて立てるかを決めながら、番付けをするわけです。

最近和室が減ってきてしまいましたが、この作業、私はとても好きです。