薪とは

2010-01-16 | WOOD WORK

うっすらと雪化粧の山々を望む地方へ

視察営業行ってまいりました。

目的はズバリ  「薪(まき)」

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薪ストーブの需要が結構増えてきて、色々な方から薪の相談を受けることがあります。

 

温かいこの地域でも、エコやインテリアの面に置いても薪ストーブの人気が出てきたのではないでしょうか?

なぜ地元ではなく、地方へ行くかと言いますと、

千葉県内では雑木(杉・桧等の植林以外)の切り出しは勿論のこと、薪の生産者が非常に少ない事があげられます。

 

杉や桧では、雑木の堅い木に比べ、火力や火持ちが劣ります。

私もまだまだ薪ストーブについては勉強不足ではありますが、薪の良い仕入先・取引先が見つかり、このいすみ地域での要望が高まれば、

「薪ストーブ用の薪」 の販売を始めようと思います。

 

皆さん、ほしい方などがいましたら、

‘矢野林材が近々販売始めるらしいよ‘って吹き込んでおいてください・・・・。


桧材 天然乾燥中

2010-01-16 | WOOD WORK

桧の丸太を板挽きにして、干す。

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基本、干すときは木の特性を利用する。

木は根から水分を吸い、上へ上へと吸い上げる。

 

だから、干すときは立てかけて、元(根に近い部分)を上にして、用は山に生えている時と、逆さまにする。

 

すると、材を並べて数日経つと、その下のコンクリートの部分に水が出てきて、少しづつ濡れてくる。

 

水分がジワジワ抜けていき、時間をかけて乾燥させる。

窯に入れ、急速に乾燥させる人工乾燥(KD)材だと、割れが入りやすいですが、

この天然乾燥(ND・AD)の場合、時間と手間は、かかるが、ゆっくり乾燥させるため、割れは入りにくいです。

木表(きおもて)を隠して、木裏(きうら)を見せるように干すのも、「割れ」のコツです。

 

ちなみにこの写真の桧材は、すべて「まな板」に使用される為の物です。

ご注文は、ん~百枚・・・!!