あげろー!

2010-09-30 | WOOD WORK

今日の現場は、人力では不可能な場所への搬入だった為、

クレーン車を手配し、雨が降る前に始めたら、

3割くらいのところで、やっぱり降ってきた。

 

視界がわるい、材が濡れる、吊荷がすべる等の悪条件を乗り越え

なんとか、本当になんとかおわった・・・

機械力恐るべし。

 

一般住宅の現場でも様々な状況下で、その時々の判断力が

いかに大事かって、いつも思う。

 

しかし材木屋は、上三(約4m)の四寸角柱を肩に担いでかるく100m位は走れるが、

2階、3階へ荷揚げする。となるとそうもいかない。

 

上下運動は一番疲労度が増し、その疲労が蓄積して

腕が乳酸でパンパンになってくると、奮発力と持久力がなくなり

下にいる人が危険にさらされる・・・

 

いい例が、建材のなかでも石膏ボードだ。

一番使用し、一番重く、一番もろい。

配送泣かせの憎い奴。

 

今の建築物には無くてはならない大事な「耐火資材」ではあるが、

なんとかなんねぇ~かな、あの重さ・・・

 

そりゃぁ、腰もこわれるよ