こんにちは! 「つどい」スタッフ 鞠ちゃんで~す
2月27日から3月1日まで、プリズムホール3階展示室に
開催された「ちょっとええやろ!!書展」を取材しました。
(先月の取材が今頃になって、ごめんなさい。)
社会福祉法人ポポロの会、障がい福祉サービス「里の風」の主催で、
入所者やデイサービスに来られている障がい者の方たちの書道、手芸
などの作品展です。
当日、「里の風」で書道を指導されている小川先生が会場に
おられて、いろいろお話をうかがうことができました。
小川先生は、週1回入所者やディサービスに来られている方を指導されて
10年以上になるそうです。
下の作品は、1字づつ生徒の皆さんが寄せ書きをしたものです。
小川先生は、10年の成果とおっしゃっておられましたが、
本当に「継続は力なり」だと実感しました。
「命」は、やっと自分で立っていることが出来る程度の障がいの方が書かれました。
筆ではなく、紙を動かしたそうです。
でも、素晴らしい字だとはおもいませんか。
「命」って、本当に「いのち」なんだと。
私達がうまく書こうと思うことが、かえって字を邪魔していると思いました。
書道以外にも、絵画や工作などの作品も展示されていました。
来場者に、字を書いてもらうコーナーもありました。
小川先生に書いて帰るように勧められて、私も「花」と書きました。
とても恥ずかしいのですが、比べていただければ、ここに出展されている方の
作品がいかに活き活きと素晴らしいかがわかるとおもいます。
「ちょっとええやろ展」は、毎年開かれています。
今年、ご覧にならなかった方も、是非来年足を運んでみてください。
人間の持つ力を改めて考えさせられると思います。