八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

大阪府八尾市の魅力ある市民活動情報をブログ形式で発信しています!
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お寺にDJブース?!~お逮夜市からOTAIYA市へ~

2017-11-30 20:45:20 | 事業者等の社会貢献活動

 

つどいスタッフのおかゆです🍚

突然ですが、❝お逮夜市❞をご存知でしょうか❓

 

 

❝逮夜❞とは「たいや」と読み、16時からの法要を指します。

そして、この法要にお参りに来られた方たちに向け、出店が開かれたことを、「お逮夜市」と呼びます。(諸説あります…)

 

しかし、時代を経るにつれ、「お逮夜市」は、「商店街」へと姿を変えていき、法要に合わせての出店は減っていきました。

 

そんな中、「お逮夜市」という文化を再び盛り上げようと、立ち上がったのが久宝寺御坊 顕証寺と、八尾市に店舗を置く飲食店オーナー5名の方々。

 

廃れつつある「お逮夜市」を、新感覚グルメイベント「OTAIYA市」として、11月19日(日曜日)に顕証寺にて復活されました。

 

 

冒頭の写真のように、主催団体が居酒屋中心ということで、さまざまなグルメの販売がされており、朝から大行列❕

 

お寺の中なのに、DJブースが設置され、現代的なヒップホップに合わせ、子どもたちが激しくダンスをしていたり、

 

フィードルクラブ「北欧の風」さんによる演奏が本堂前で行われたりと、まさに、現代文化とお寺の行事の融合が、なされている新感覚イベントとなっていました

 

 

そんな『OTAIYA市』が開催された、顕証寺のご住職 近松真宗さんに、お寺の一部施設を、催し事や教室といった、市民活動へ開くことに対する、以前と、現在と、これからについて、インタビューを行いました。

 

粥「どうしてお寺の一部施設を貸し出しするようになったんですか?」

 

近松さん「現在、顕証寺は八尾市の指定文化財となっており、もう3~4年もすると大阪府の指定文化財となる予定です。
そして、その次は国の重要文化財にしていきたいと考えております。
その際に、文化財としてお寺がどういうものになっていれば、有意義かと考えた際、地域の皆さまに多く足を運んで頂けるお寺こそ、重要文化財たる意味があるかと思いました。」

 

粥「ちなみに、気になっていたのですが、『お逮夜』のアイデアをお出しになったのはご住職なんですか?」

 

近松さん「私と言いますか、古くからの地域の皆さまのアイデアですが…(笑)

2年から2年半前に私がここ顕証寺に戻ってくる前から、お寺の場所貸し自体は行っていました。
しかし、今回の催しが、私が住職となってから初のイベントです。

ですので、多くの方に来ていただいて、仏様の御教えに触れてもらいたい、境内に足を運んでもらいたい、そう思いながら、主催のオーナーさん方のお話を伺っていました。」

 

粥「ただの場所貸しだけで終わるだけでなく、場所の特徴についても、主催団体やお客さんに伝わるような、イベントを開催していきたいですよね。」

 

近松さん「そうですね。将来は、今回のようなイベントを通じて、顕証寺を知っていただき、まずは本堂に入っていただける、また、手を合わせていただける、そして時には話をお伺いしていただける、そんな、地域の皆さまが、より法要に来てもらえるようなお寺になりたいですね。」

 

 

第20代 久宝寺御坊 顕証寺 住職 近松真宗さん突然のインタビューでしたのに、貴重なお話まことにありがとうございました❕

 

『OTAIYA市」は来年以降も続けて開催していく予定だそうです。


昔を大事にしながらも、新しくなっていく、そんな新感覚協働が今後も増えていくと楽しそうだなぁ…と、思ったおかゆでした

 


12月10(日)つどい交流会~「みんなの学校・みんなの地域」を考える~

2017-11-29 15:36:18 | 「つどい」の主催行事とお知らせ

こんにちは  「つどい」スタッフ鞠ちゃんです。


11月も終わり、いよいよ今年最後の月になりました。
12月の「つどい交流会」のお知らせです。

ー「つどい」交流会―12月10日(日)13:30~16:00

「みんなの学校 みんなの地域」を考える!

話題提供者に一般社団法人AN SHINH代表理事 長沢克彦氏を迎えて開催!
開催場所は、「つどい」2階会議室。

映画「みんなの学校」は、今年2月5日に一般社団法人AN SHINHとNPO法人KARARIN
の協働で、市民活動支援基金「つながりコース」の活用事業として上映会が開催されました。

又、9月23日には、一般社団法人AN SHINHの主催で、映画の舞台となった大阪市立大空小学校の
初代校長木村泰子氏の講演会とワークショップが開催されました。

今回、その時の講演とワークショップの映像を提供していただき、鑑賞と意見交換の
交流会を開催します。

お申し込みは、センター「つどい」迄。
お電話・FAX・E-mailで。
12月1日から申込みを受付します。

子育てや、地域、学校に関心のある方、団体個人を問わず
ご参加ください。
何かが見つかるかも!








『まちづくりは人づくり』その3拍子とは?~第2回まちづくり教室~

2017-11-26 18:35:31 | 八尾市関係(行事案内)

 

3秒で読めるこの記事!


✦河内音頭まつりでギネス世界記録の達成はしたものの、その後に展開していない現状。

✦まちづくりに必要な3人の役割「わか者・ばか者・よそ者」。

✦これからの若者は育てていく存在ではなく、育っていく存在。飛び込む勇気・任せる勇気。

✦イベントやギネス記録にまちづくりの答えはない。気づいた私たちが行動していくのが答え。


 


「八尾河内音頭まつりでギネスは達成したけれど、そのあと誰も話題にしてないね」

今回ご紹介するイベント、『第2回八尾市まちづくり教室』(11月25日土曜日八尾市役所6階大会議室にて開催)はそんな思い付きがコンセプトとなったそうです。

 

 

主催は八尾市住宅政策課、そして特定非営利活動法人 やお市民活動ネットワークが企画・運営をしている当イベント。

前回は「まちづくりはおもしろい!」をテーマに、PMパートナーズ代表であり、まちづくりコーディネーターの金城昌幸氏をお迎えして実施されました。

 

そして、第2回目となる今回のテーマは「河内音頭で生まれた❝まちおこし❞」

 

 

話題提供者として、第40回八尾河内音頭まつり実行委員長の松村康隆氏からギネス達成に関する苦労や工夫など経緯が説明されたのち、

パネルディスカッション『「ギネス世界記録挑戦」がまちおこしにつながる~まち観察の10の視点から~』が行われました。

 

 

コーディネーターは第1回目の講師と同じく金城氏。

まちづくりは人づくりです。そして人づくりは、夢づくりでもあります。さらに、人づくりというのは、人の発見でもあります。」

 

「まちづくりには3つの役割が必要です。それは、わか者・ばか者・よそ者です。」

 

ひとつめのわか者は言葉のまま、まちづくりと言うと、どうしても関心を持つのは街への愛着を長く抱いてきた高齢者層が多くなります。

しかし、幅広い世代で取り組むことが重要という意味です。

 

次に、ばか者。ばか者とは侮蔑ではありません。

周りにばかにされるほど熱い・強い想いを持っている人間がまちづくりには必要という意味です。

 

今回のイベントではまさに第40回八尾河内音頭まつり実行委員長の松村氏がばか者に当てはまる
と、金城氏はおっしゃっておりました。

それほど松村氏は達成する行動力と実行するスピード感を兼ね備えたプロでした。

 

 

最後によそ者。これは、第三者、客観評価のことを指します。

実は、今回のギネス挑戦は途中まで、「ギネスを達成するためにはどうするべきか」に集中してしまい、壁に当たってしまう場面もあったそうです。

そんなとき、よそ者の立場であった、西田裕氏(パネリストの一人であり、企画運営団体 特定非営利活動法人やお市民活動ネットワーク理事長)の発言で、実行委員が当たっていた壁を破る、ブレイクスルーがあったそうです。

 

それが、「ギネスのためにやっているのではなく、まちおこしのためにやっている。
ギネスは副賞であったらええやん。」

 

この発言から、直前に別の地域で記録が塗り替えられ人が足りないという厳しい状況に陥っても、実行委員長のばか者ほど熱く強い想いと、西田氏のよそ者的客観意見と、当日関心を持って集まってきたわか者の力で、ギネス世界記録は達成されました。

 

 

しかし、ギネス世界記録は副賞です。
そして、今回のイベントは気づきを与える場でしかありません。

 

このイベントやギネス記録に答えはありません。

それらに訪れた私たちが、1人の当事者として夢を抱かされ、まちをつくっていく行動を起こす人に、変化していくことが、答えのない答えなのだと思いました。

 

最後に、パネリスト全員から、若者と活動団体を繋ぐ組織である「つどい」への期待が語られました。

 

西田氏は次のように発言しました。

「まちづくりはハード面的なものでできるものじゃない。人づくりであり、普段の生活がまちづくりの一環です。

飛び込んでいく勇気、任せられる勇気が必要じゃないですか。」

 

「これからの若者は、育てていく存在ではなく、育っていく存在ですよ。

行政も、市民を信頼し、任せてください。

松村さんだって、その熱を誰かに引き継いでいく勇気が、必要だと思いますよ。」

 

そう言って松村氏をはじめ一同の笑いを誘いました。 

 

(つどいスタッフ おかゆ🍚)

 

 


美園小学校の体験学習に市民活動団体が活躍!

2017-11-26 15:57:39 | 【アーカイブス】取材記録(2012~2020年度)

こんにちは 「つどい」スタッフ鞠ちゃんです。


11月21日の火曜日、八尾市立美園小学校の4年生たちによる、
八尾の河内木綿を使ったクリスマスリース作りの体験学習がありました。

「中環の森」でのNPO法人河内木綿藍染保存会の活動をお手伝いしている
関係から、「つどい」の休館日でもあり、私もボランティアとして参加、
「綿くり」担当として頑張り?ながら取材もさせていただきました。

美園小学校では、毎年4年生が「中環の森」で河内木綿の苗植え、秋の綿つみを体験します。
そして、11月には摘んだ綿を使った物作りとして、クリスマスリースに挑戦します。

その学習体験には、NPO法人河内木綿藍染保存会、特定非営利活動法人自然環境会議八尾、
特定非営利活動法人 八尾観光ボランティアガイドの会の市民活動団体が協力、
今回は、河内木綿藍染保存会と八尾市観光ボランティアガイドの会の方たちがお手伝いされました。



児童たちは、八尾で木綿の栽培が盛んになった経緯のお話を聞いた後、
班に分かれて「綿繰り」・「糸繰り」・「リースづくり」を順番に体験。

木のロールの間に収穫した綿を挟んで、取っ手を廻し種と綿をより分けます。
昔の生活様式に合わせ、畳や土間で座って自分の体重で道具が動かない
様につくられています。すぐに出来るようになるので、児童さんたちは
楽しんでいました。




私の持ち場である「綿繰り」が忙しく、他のところの写真は撮れませんでした

枠は、「中環の森」に生えているつた。松ぽっくりやカラス瓜、
大きな葉っぱはビワの葉。雪は、みんなが繰った河内木綿の綿。
各班1つづつ、4つのクリスマスリースが出来上がりました。

美園小学校では4年生の体験学習の他に、PTA部会「エコロジー美園小」が、
地域の自然体験ができる所として「中環の森」を活用、秋から春の菜の花の
搾油体験や、河内木綿のワタをつかってのエコキャンドルづくりなどの活動を
されています。
これには「つどい」も協力していますよ!

地域の財産としての場所の活用と、次世代への地域文化の継承。
地味な市民活動が少しづつでも、役立っていければいいですね。

他にも、「つどい」登録団体「熟年サークルなごみ」さんが、
龍華小学校の土曜教室で、折り紙教室を開催されます。


秋津書道会・しきなみ短歌会 文化展

2017-11-23 17:04:59 | 大阪府の市民活動情報

続いてのお知らせはコチラでーすッ

家庭倫理の会中河内主催
文化展 秋津書道会・しきなみ短歌会

読書の秋文化の秋街を彩る季節

恒例になりました文化展が開催されます!
日々、研鑽を重ね見て頂きたいとの思いから
様々な作品が揃いました!

作品の中には、曙川南中学生の作品も展示!

詳細に移りまーす

日時】11月22日(水)~11月27日(月)
     10~18時(最終日は16時まで)
場所】八尾市観光案内所 ギャラリー

主催:家庭倫理の会中河内
    文化部 秋津書道会 しきなみ短歌会
連絡先】080-2448-5546 西
      090-4763-3870 原田

詳しくは添付している画像をご覧ください
またセンター「つどい」にてチラシも配架しております